2025.12.11

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特別な年末年始を過ごすなら沖縄で決まり!初日の出、初詣、年越しイベントまで丸分かりガイド

特別な年末年始を過ごすなら沖縄で決まり!初日の出、初詣、年越しイベントまで丸分かりガイド

2025年から2026年の年末年始は、なんと最大9連休!せっかくの長いお休み、いつもと違う場所で新年を迎えてみませんか?


おすすめしたいのは、南国の島「沖縄」です!冬でも比較的温暖な沖縄は、寒さを避けてのんびり過ごしたい人にぴったりです。ご家族やパートナーと一緒に訪れるのはもちろん、一人旅や友達とのリフレッシュ旅行にいかがでしょうか。

沖縄は独特の歴史や文化を持つ地域のため、年末年始も今までにない特別な体験ができるはずです。この記事では、沖縄で過ごす年末年始の魅力やイベント情報、過ごし方のアイデアをわかりやすくご紹介していきます。ぜひ冬の旅先選びの参考にしてくださいね。

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1.冬でもリゾート気分♩沖縄は年末年始の旅行先にぴったり

この章では、気候やおすすめの服装、旅行の予算など、沖縄で年末年始を過ごすために知っておきたい基本情報をまとめました。旅行の予定を立てる前に、一度目を通しておきましょう。

1-1.暖かいけど注意も必要?年末年始の沖縄の気候

年末年始の沖縄の気候は以下の通りです。東京の1月の平均気温6.6度と比較すると、暖かく過ごしやすい気候です。

12月1月
平均気温20.7度16.8度
最高気温の平均23.3度19.4度
最低気温の平均18.5度14.5度

出典:国土交通省気象庁「観測開始からの毎月の値」2025年データ

ただし、沖縄は島全体が海に囲まれているため、風が強いのが特徴です。野外で過ごす場合には、風の影響で肌寒くなることもあるので注意が必要です。

一方で、日差しが強い日中は、半袖で過ごせるほどポカポカと暖かい場合もあります。1日を通して寒暖差がある点も認識しておくと良いでしょう。

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1-2.年末年始におすすめの服装

年末年始の服装は、薄手の長袖に風を通しづらいアウターがおすすめです。気温が下がるものの、他都道府県で着るような厚手のダウンコートは不要な場合が多いので、脱ぎ着ができる服装をチョイスすると良いですよ。さすがに年末になると、島ぞうりやサンダルでは寒いと感じる方も多いので、足元は無難にスニーカーを選ぶと安心です。

また、年末年始は、初詣や初日の出など、深夜から明け方にかけてお出かけする方もいますよね。沖縄は風が強い地域なので、防風・防寒対策はバッチリでお出かけしてください。

1-3.年末年始の沖縄旅行の予算感は?

年末年始の連休中は、航空券や宿泊費が高騰する傾向にあります。LCCを活用したり、セール価格のホテルを探したりすることで、費用はある程度抑えることが可能です。

「なるべくお金をかけずに旅行したい」という方は、12月28日〜1月4日の混雑時期をなるべく避けると良いでしょう。12月の上旬から中旬、1月の三が日以降であれば、夏の観光シーズンよりも格段に旅費が安くなることもあるので、狙い目です!

12月〜1月の間であれば、十分に沖縄の年末年始の雰囲気を満喫することができるので、一つの選択肢として覚えておいてくださいね。

1-4.車社会の沖縄は年末年始の渋滞に注意

年末年始の沖縄は、車の渋滞が目立ちやすくなる傾向にあります。沖縄は車社会なので、こうした連休中は渋滞を避けられません。特に主要な道路である58号線の那覇エリアは、慢性的に渋滞している区域なので、さらに注意が必要です。

また、サンエー那覇メインプレイスやサンエー浦添西海岸パルコシティなどの人気のショッピングセンターも、毎年混雑します。駐車場から車を出すだけでも30分〜1時間かかってしまうこともあるんです!レンタカーを使用する際には、1時間ほど余裕を持って移動するように心がけましょう。

国際通り周辺など那覇市内の観光をする場合は、ゆいレールやバスなど公共交通機関を活用してくださいね。

2.お正月は3回もある!?沖縄の独特な年末年始

独特の歴史や文化を持つ沖縄では、年末年始の過ごし方にも本州と異なる点があります。ここでは、沖縄ならではの年越し文化や年末年始のご馳走などをチェックしてみましょう。

2-1.沖縄ならではの年越し文化

本州では、「お正月=1月1日」という認識が一般的ですが、沖縄のお正月は少し特別。なんとお正月が1年に3回もあるのです!

1つ目は本州と同じ「新暦のお正月(1月1日)」。

そして2つ目は、「旧暦のお正月(2026年は2月17日)」です。沖縄では新暦と旧暦が混在しており、「旧正月は必ずオバー(おばあちゃん)の家に親戚一同が集まって、盛大に祝う」という家庭も少なくありません。

そして3つ目は、ジュールクニチー(十六日祭)と呼ばれる「あの世の正月(2026年は3月4日)」です。地域にもよりますが、先祖にお祈りを捧げ、ご馳走をお供えする御願(うがん)と呼ばれる儀式が行われるのが一般的です。現在の沖縄では、新暦のお正月が主流ではありますが、このように旧暦行事や独特の正月文化が色濃く残っています。

2-2.正月飾りも沖縄ならでは!

正月飾りも沖縄ならではの特色があります。特に顕著なのが「しめ縄」です。昆布と炭を使用した沖縄独自のしめ縄には、長寿や家の繁栄といった意味が込められているのだとか。「たん(炭)と喜ぶ(こんぶ)」という語呂合わせという節もあり、沖縄に根付く縁起物といえるでしょう。

お正月に沖縄を訪れたら、ぜひしめ縄にも注目してみてくださいね♩

2-3.沖縄ならではの年末年始のご馳走とは?

本州では年越しに蕎麦粉を使用した日本そばを食べるのが一般的ですが、沖縄では「沖縄そば」で年越しするのが定番。だしの香りに、ソーキや三枚肉の旨みが重なった沖縄そばは、年越しの夜にもぴったりです!

那覇市にある沖宮(おきのぐう)という神社では、大晦日に「振る舞い年越しそば」として沖縄そばを無料で提供しており、毎年多くの参拝客が沖縄そばと共に新年を迎えます。

また、お正月の三が日には、大皿に沖縄ならではのご馳走を敷き詰めたオードブルを家族で囲むのが一般的です。また、お雑煮の代わりに中身汁(豚モツのスープ)を食べる家庭も多く、ここでも沖縄独自の文化が見受けられます。

沖縄のオードブル

3.【エリア別】沖縄で楽しむ年越し&カウントダウンイベント

「年末年始を旅行先で過ごすなら、思い出に残るようなイベントに参加したい」という方も多いはず。沖縄では、各エリアで様々な年末年始イベントが開催されます。ぜひチェックしてみましょう。

3-1.那覇エリアで楽しめるイベント

年末年始のにぎわいを一番感じられるのが、沖縄の中心地である那覇エリアです。アクセスが良いので、観光客も参加しやすいのが魅力です。

首里城公園「新春の宴」

新春の宴は、琉球王国時代に行われていた正月の儀式や、伝統的な宮廷音楽の演奏を楽しめる新年イベントです。沖縄の伝統や歴史を感じられるお正月を過ごしたい方におすすめです。

住所:沖縄県那覇市首里金城町1-2
アクセス:ゆいレール「首里駅」から徒歩約15分で到着。
最寄り:ゆいレール「首里駅」
開催日程:2025年1月1日~1月3日
開催時間:プログラムによって異なる。(朝拝御規式は、10時00分〜、11時00分〜、12時00分〜)
料金:大人400円、高校生300円、小・中学生160円、※70歳以上の方は入場無料
駐車場:50~116台(3時間400円)
公式サイト:首里城公園

カウントダウンクルーズ 年末イベント 2025-2026

イメージ写真です。

カウントダウンクルーズでの年越しも見逃せません。汽笛によるカウントダウンは、このイベントのハイライトです。他にも獅子舞のパフォーマンスや、年明け大抽選会など、賑やかな催しも盛りだくさん。海の上で迎える新年は、一生の思い出になるはずです!

住所:沖縄県那覇市港町1丁目16-10
アクセス:ゆいレール「旭橋駅」から徒歩約10分で到着。
最寄り:ゆいレール「旭橋駅」
開催日程:2025年12月31日
開催時間:出航時間 23:00~帰港25:00
料金:9,800円
駐車場:30台(有料)公式サイト:カウントダウンクルーズ 年末イベント 2025-2026

3-2.南部エリアで楽しめるイベント

自然豊かな南部エリアでは、穏やかな雰囲気の中でゆったりと新年を迎えることができます。家族旅行や静かに過ごしたい人にぴったりのローカルイベントも多く、落ち着いた年越しが叶いますよ。

おきなわワールドの「正月で~びる」

おきなわワールドでは、毎年お正月にちなんだ多彩なイベントが開催されます。迫力ある沖縄の伝統芸能の演舞をはじめ、シーサーの色付け体験や、沖縄の伝統衣装「琉装」の着付け体験など、楽しく沖縄文化を体験できる内容が盛りだくさん。体験型のプログラムが多いので、子ども連れの旅行におすすめです。

住所:沖縄県南城市玉城字前川1336番地
アクセス:路線バス「玉泉洞前」から徒歩約2分で到着。
最寄り:路線バス「玉泉洞前」
開催日程:1月1日〜1月3日
開催時間:9:00~17:30(最終受付16:00)
料金:大人2,000円、小人(4歳から14歳)1,000円
駐車場:無料(普通車400台、バス20台)
公式サイト:おきなわワールド
※2025年11月現在、2025年のイベント情報は公開前のため、2024年の情報を参考に記載しています。

3-3.中部エリアで楽しめるイベント

リゾート施設や商業エリアが充実した中部エリアは、華やかな年越しイベントが楽しめるスポットが豊富!観光もグルメも賑やかに楽しみたい方におすすめです。

ヒルトン沖縄北谷リゾート「カウントダウンレーザーショー&DJイベント」

ヒルトン沖縄北谷リゾートの「カウントダウンレーザーショー&DJイベント」は、沖縄の賑やかな年越しイベントの定番です。打ち上げ花火とカウントダウンレーザーショーが華やかな年越しを彩ります。元旦には、餅つき体験やエイサーのパフォーマンスなど、世代を問わず楽しめる内容になっています。

打ち上げ花火は、近隣の美浜アメリカンビレッジからもよく見えるため、周辺で過ごしている方も年越しの花火を楽しめますよ。

住所:沖縄県中頭郡北谷町美浜40-1
アクセス:那覇空港から120番に乗車し、「桑江」で下車。徒歩約15分で到着。
最寄り:路線バス「「桑江」」
開催日程:2025年12月31日
開催時間:23:50~
料金:入場無料
駐車場:200台(一泊500円、1泊1台あたり※最大4泊2000円、入庫より30分毎500円)
公式サイト:ヒルトン沖縄北谷リゾート

3-4.北部エリアで楽しめるイベント

北部は豊かな自然が魅力のリゾートエリアです。リゾートホテル主催のカウントダウンやイルミネーションなど、幻想的な時間を過ごせるイベントが点在しています。

カヌチャリゾート 「Special Countdown 2025」

カヌチャリゾートの年越しイベント「Special Countdown 2025」では、美しい歌声が魅力のMay J.さんによるライブパフォーマンスを楽しむことができます。打ち上げ花火や、純白のバルーンを夜空に放つ幻想的な演出も大きな見どころです。

住所:沖縄県名護市安部156-2
アクセス:沖縄道許田ICから約30分、沖縄自動車道宜野座ICから約20分
開催日程:2025/12/31
開催時間:22:00〜24:30
イベント参加料金:宿泊者3,500円、外来5,000円
※マイクロバス以上のサイズは1台あたり30,000円
駐車場:約300台
公式サイト:カヌチャリゾート

4.新年に運気のチャージ!沖縄で訪れたい初詣スポット

新年は、気持ち新たに前向きなスタートを切るのに良いタイミング。せっかく沖縄で新年を迎えるなら、地元で親しまれている神社やパワースポットで初詣をしてみませんか?ここでは、旅先でも立ち寄りやすい、沖縄の初詣スポットを紹介していきます。

4-1.沖宮(おきのぐう)

沖宮は、那覇市の奥武山公園内にある神社です。年末年始になると、公園一帯に出店がずらりと立ち並び、地元の人々で多いに賑わいます。最寄りのモノレール駅から徒歩数分のアクセスの良さも魅力で、レンタカーなしの旅行でも、気軽に立ち寄れる初詣スポットです。

住所:沖縄県那覇市奥武山町44
アクセス:ゆいレール「奥武山公園駅」から徒歩約5分
最寄り:ゆいレール「奥武山公園駅」
参拝時間: 24時間
料金:無料
駐車場:屋外無料駐車場有り(100台以上)
公式サイト:沖宮

4-2.波上宮(なみのうえぐう)

波上宮は、波の上ビーチに隣接する絶景のロケーションが魅力の初詣スポットです。赤瓦の屋根や朱色の柱が印象的で、建築からも沖縄らしい雰囲気が感じられます。

境内の広場には、多くの屋台が立ち並びます。参拝後に、「屋台ご飯やオリオンビールを片手に、ビーチを満喫する」なんて過ごし方ができるのも、波上宮ならではでしょう。

住所:沖縄県那覇市若狭1-26-3
アクセス:ゆいレール「旭橋駅」から徒歩約15分
最寄り:ゆいレール「旭橋駅」
参拝時間:9:00~16:30
料金:無料
駐車場:20台無料
公式サイト:波上宮

4-3.普天満宮(ふてんまぐう)

普天満宮は、中部エリアで最も大きな神社として知られ、多くの地域住民が初詣に訪れる人気スポットです。境内には天然洞窟があり、子宝祈願のパワースポットとしても知られています。

美浜アメリカンビレッジなどの北谷エリアからもアクセスしやすい立地なので、中部を拠点に旅行する方におすすめです。

住所:沖縄県宜野湾市普天間1-27-10
アクセス:「普天間」バス停から徒歩約5分で到着。
最寄り:路線バス「普天間」
参拝時間:9:30~18:00
料金:無料
駐車場:あり(80台)
公式サイト:普天満宮

5. 沖縄で迎える感動の初日の出ならこのスポット

新年に欠かせないのが「初日の出」。いつもより早起きをして、絶景スポットへ足を運んでみるのはいかがでしょうか。この章では、地元住民に愛される初日の出スポットをご紹介します。

5-1.ニライカナイ橋

ニライカナイ橋は、地元民の高い人気を誇る初日の出スポットです。視界を遮るものがほとんどなく、水平線から太陽が昇る瞬間をしっかりと見届けられるのが魅力です。

橋の上だけでなく、ニライカナイ橋のトンネルの上にある展望スペースからの眺めも良く、海と空のグラデーションを満喫できます。

住所:沖縄県南城市知念吉富
アクセス:那覇空港から車で約50分で到着。
最寄り:路線バス「新里」
営業時間:通行自由
料金:無料
駐車場:なし

5-2. 知念岬公園

知念岬公園は、ニライカナイ橋からすぐの場所にある定番の初日の出スポットです。海に向かって開けた丘から見える景色は絶景で、元旦の朝には観光客や地元のカメラマンも多く訪れます。

神の島として知られる「久高島」を初日の出とともに見られるのもうれしいポイント。ご利益を感じられるような景色で、1年の始まりを気持ちよく迎えられます。

住所:沖縄県南城市知念久手堅
アクセス:路線バス「斎場御嶽入口」から徒歩約5分で到着。
最寄り:路線バス「斎場御嶽入口」
営業時間:9:00〜22:00
料金:無料
駐車場:数十台(無料)

5-3.海中道路

海中道路は見晴らしの良いドライブコースとして知られていますが、初日の出スポットとしてもおすすめです。全長約5.2kmに渡る道の両側には美しい海が広がり、水平線から昇る朝日を眺めることができます。海中道路内にある「海の駅あやはし」には、広い駐車場が完備されているので、車を停めてゆっくりと過ごすことも可能です。

住所:沖縄県うるま市与那城
アクセス:那覇バスターミナルからバスで約140分で到着。
最寄り:路線バス「あやはし館前」から徒歩約10分
営業時間:通行自由
料金:無料
駐車場:270台無料

5-4.アスムイハイクス(旧大石林山)

アスムイハイクスは、石灰岩が長い月日をかけて侵食されて生まれた「熱帯カルスト地形」で、沖縄屈指のパワースポットです。巨大なガジュマルや亜熱帯の森に囲まれた神秘的な空間で、初日の出を迎えられるのが魅力で、例年元日には、温かいお汁粉をサービスでいただけます。

住所:沖縄県国頭郡国頭村宜名真1241
アクセス:沖縄自動車道許田ICから車で約60分
最寄り:路線バス「ASMUI Spiritual Hikes」
営業時間:9:30~16:00(受付) 17:30(閉園)
料金:大人(15歳以上)2,500円、小人(6~14歳)1,000円
駐車場:130台無料

6.年末年始の食事事情&グルメ情報まとめ

沖縄で過ごす年末年始は伝統的なグルメを楽しむチャンスでもあります。古くから伝わる家庭料理から、リゾートホテルの豪華ディナーまで、この時期ならではの食の楽しみが満載です。ここからは年末年始にぜひ食べてほしい、おすすめのグルメ情報を紹介していきます。

※以下の情報は2025年11月時点の公式サイトや食べログを参照しています。

6-1. 沖縄の「年越し沖縄そば」を体験!

沖縄の年末年始グルメといえば、やっぱり外せないのが沖縄そば。お店によって出汁の風味や麺の太さ、トッピングが大きく異なるため、食べ比べが楽しい郷土料理です。

年越しに沖縄そばを食べるなら、ぜひ足を運んでほしいのが「楚辺(そべ)そば」です。古民家を改装した店内は、沖縄の風情が感じられます。壁には著名人のサインがずらりと並び、人気の高さがうかがえます。編集部のイチオシは、トロトロになるまで煮込まれた「軟骨ソーキそば」です。

店名:楚辺そば
住所:那覇市楚辺2-37-40
アクセス:ゆいレール「壺川駅」から徒歩約10分
営業時間:11:30~22:00
定休日:年中無休
公式サイト:楚辺そば

6-2.お正月に食べたい沖縄の伝統料理

クーブイリチー(昆布と豚肉の炒め物)や中身汁(豚モツのスープ)、ジューシー(沖縄の炊き込みご飯)などは沖縄のお正月の定番料理です。どれも派手さはないものの、栄養満点。素材の旨味がたっぷりの深い味わいが魅力です。

こうした昔ながらの味を楽しむならローカルな食堂がおすすめですが、年末年始は休業しているお店も少なくありません。そんな時頼りになるのが、サンエーやかねひでなどの地元スーパー。1〜2人分のお惣菜も簡単に手に入るので、見たことのない料理をちょっとずつ購入して、ホテルでお試ししてみると楽しいはず!

▼ローカルスーパーについて詳しく知りたい方はこちらの記事
【ウチナーンチュ推薦】沖縄ローカルスーパー&コンビニ特集|限定フード・ばらまき菓子・夜食まで

6-3.リゾートホテルの限定ディナー・ビュッフェで豪華に!

年末年始を贅沢に過ごしたいなら、リゾートホテルの限定ディナーやビュッフェも見逃せません。沖縄の食材を活用した特別感のあるグルメは、きっと最高の思い出となるはずです。おすすめのリゾートホテルのディナー情報は以下の通りです。

ハレクラニ沖縄「日本料理「AOMI/青碧蒼」のSpecial Sushi Kaiseki(年末年始特別寿司会席)」

ハレクラニ沖縄の日本料理「AOMI/青碧蒼」では、年末年始だけの特別寿司会席を提供しています。沖縄近海の魚はもちろん、各地から仕入れた旬の素材を使った本格的な寿司を味わえます。落ち着いたカウンターで楽しむ寿司は格別で、一年の締めくくりや新しい年のスタートにぴったりです。

店名:日本料理「AOMI/青碧蒼」
住所:沖縄県国頭郡恩納村名嘉真1967-1
アクセス:那覇空港から空港リムジンバスを利用して約100分。
最寄り:路線バス「ハレクラニ沖縄」
期間:2025年12月27日~2026年1月3日
時間:第一部 17:00-19:00 /第二部 19:30-21:30 / 各回120分制(L.O. 20:30)
定休日:無休
公式サイト:日本料理「AOMI/青碧蒼」

ザ・ブセナテラス「鉄板焼レストラン「龍潭(りゅうたん)」年末年始 龍潭セレクション」2025-2026

ザ・ブセナテラスで開催される「年末年始 龍潭セレクション」は、ラグジュアリーな年末を過ごしたい方におすすめです。沖縄県産の黒毛和牛や活イセエビなど、素材の美味しさを味わえる鉄板焼きが主役の特別コースです。目の前で仕上げられていくライブ感も楽しめるディナーとなっています。

店名:鉄板焼レストラン「龍潭」
住所:沖縄県名護市喜瀬1808
アクセス:那覇空港から空港リムジンバスを利用して約90分。
最寄り:路線バス「ブセナリゾート前」
期間:2025年12月29日~2026年1月3日
時間:17:00~22:00(L.O. 21:00)
定休日:無休
公式サイト:鉄板焼レストラン「龍潭」

7.沖縄の年末年始に関するQ&A

沖縄で年末年末を過ごす際に、多くの人が感じる疑問点とその回答をまとめました。旅行前にチェックしておくことで、当日の過ごし方がスムーズになりますよ。

7-1.人気の観光スポットは年末年始も営業している?

沖縄の人気観光スポットは、年末年始も休まず営業していることが多く、観光客も安心して観光を楽しむことができます。以下に、沖縄を代表するスポットの年末年始の様子をまとめたので、旅行前にチェックしてみましょう。

那覇国際通り商店街

那覇国際通り商店街は、年末年始も賑わいのあるスポットです。ほとんどのお店が営業していますが、「第一牧志公設市場」内の店舗では、三が日が休業となる場合もあるので、事前に確認するようにしましょう。

美浜アメリカンビレッジ

美浜アメリカンビレッジも年末年始は多くの店舗が営業しており、人足が絶えません。大晦日には盛大な花火も打ち上げられるので、観光客にもおすすめのスポットです。

沖縄美ら海水族館

沖縄美ら海水族館も年末年始も休まず開館しており、日時を気にぜず訪れることができます。過去には「干支水槽」が設置され、年末年始ならではの展示も楽しめるようになっていたので、そうしたイベントにも期待ができますね。

読谷村「やちむんの里」

やちむんの里は、多くの工房が点在しているため、店舗ごとに年末年始の営業日が異なることがあるため、要注意です。訪れたい観光スポットがある方は、年末年始の営業について、公式サイトやSNSで事前確認をしておくと安心ですよ。

7-2.沖縄で福袋を買うならどこがおすすめ?

沖縄で福袋を購入するなら、希望の価格帯に応じてお店を選ぶのがおすすめです。ハイブランド派の方は、国内外の有名ブランドがそろう「デパートリウボウ」や、「DFS 沖縄 那覇店(Tギャラリア 沖縄 by DFS)」、「沖縄アウトレットモールあしびなー」をチェックしてみてください。全て那覇市〜南部エリアに店舗を構えているので、比較的アクセスもしやすいですよ。

カジュアルブランドを気軽に楽しみたい方は、「サンエー浦添西海岸パルコシティ」や「サンエー那覇メインプレイス」がおすすめです。アパレルから雑貨まで幅広いショップで福袋が販売されるため、ショッピングをしながらお気に入りを探せるはず♩

7-3.年越しイベント以外にもおすすめイベントがある?

12月〜1月は、年越しカウントダウンなど年末年始に特化したイベント以外にも、楽しいイベントが盛りだくさん!例えば、沖縄こどもの国で開催される「クリスマスファンタジー(開催期間:2025年12月20日〜12月31日)」や、読谷村の体験王国むら咲むらの「琉球ランタンフェスティバル2025-2026(開催期間:2025年12月1日〜2026年3月31日)」などがおすすめです。

さらに、1月中旬から2月の上旬にかけて、日本一早い桜の季節が沖縄にやってきます。本部町の「もとぶ八重岳桜まつり(※2026年は未発表)」では、沖縄の中でも最も早い桜の開花を見届けられます。

「もとぶ八重岳桜まつり」以外にも、沖縄各地で桜祭りが開催されるので、時期や滞在エリアに応じてお祭りを選んでみるのも良いですね。

旅行期間が年越しの時期とズレてしまった方でも参加できるイベントは、他にもたくさんあるので、気になったイベントがあればぜひ参加してみてください。

7-4.年末年始の沖縄では泳げる?

年末年始の沖縄は、気温こそ本州よりも暖かいものの、海水温度は20度前後とひんやりしており、基本的に海水浴は向いていません。とはいえ、海を楽しめない訳ではないので、ご安心ください!

ウェットスーツを着用して行うダイビングやシュノーケリングは、冬も快適に楽しめるマリンアクティビティとして大人気。ホエールウォッチングやカヤック体験など、冬限定のアクティビティもたくさんあるので、年末年始も思いきり海を満喫できるはず。

海以外にも「温水プール」という選択肢もあります。宮古島のシギラ温泉では、美しい内装の温水プールに加え、天然温泉まで楽しめる贅沢な環境が整っています。冬の冷えた身体を温めつつ、ゆったりとリゾート気分を味わえます。

▼那覇からアクセスしやすいビーチはこちらでご紹介しています!
那覇から行けるおすすめビーチ7選|アクセス・設備・過ごし方まで徹底解説!

▼ホエールウォッチングに興味のある方はこちらもチェック♪
沖縄の冬はホエールウォッチングのベストシーズン!見どころ・ツアー内容をご紹介

7-5.沖縄で静かに過ごす年末年始の楽しみ方は?

「賑やかなカウントダウンイベントは、ちょっと気疲れしてしまいそう…」そんな方には、リゾート地ならではのゆったりとした過ごし方がおすすめです。

例えば、リゾートホテルでゆったり過ごしながら、客室の窓から花火を眺めて過ごす年越しなんていかがでしょうか。前述したような温水プールや温泉、またはスパで一年の疲れをじっくり癒すのも最高のリフレッシュになります。

ホテルによっては、年越しに沖縄そばが振舞われたり、元日にお屠蘇として泡盛が提供されたりと、館内イベントが充実しているところもあります。外に出なくても、ホテルの中だけで年末年始を満喫できるのも、リゾート地の沖縄ならではの魅力です。

8.まとめ

沖縄の年末年始ならではの魅力や過ごし方のイメージは掴めましたか?本州よりも温暖で、独特の文化や伝統が息づく沖縄では、これまでとは一味違う特別な年末年始を体験できるはずです。

ぜひ今年の年末年始は、沖縄で思い出に残る年末年始を過ごしてみてくださいね!

産セレクトショップ『MIYAGEYA』が2025年12月1日にプレオープン

株式会社UMUI(本社:沖縄県那覇市)は国際通りから公設市場に続く“市場本通り”の沖縄県那覇市松尾2丁目8-28にて観光土産品を取り扱うセレクトショップ「MIYAGEYA」の1号店を2025年12月1日にプレオープン。

地元メーカーの商品を厳選し、AIによる購買データ分析やUMUI Clip編集部による観光情報配信を組み合わせることで、「お土産はどこで買っても一緒」という概念を変え、「観光客を待つお土産屋から選ばれるお土産屋」へと業界改革を目指します。

観光土産セレクトショップ『MIYAGEYA』のアクセス情報

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