2025.9.6

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那覇観光は雨でも楽しめる!屋内スポット・台風対策・便利アイテムまで一挙解説

せっかくの沖縄旅行なのに、まさかの雨や台風…。青い海や青空を期待していただけに、正直がっかりしてしまいますよね。

でも大丈夫。那覇には、雨の日でも思い切り楽しめる観光スポットや、悪天候だからこそ味わえる過ごし方がたくさんあります。この記事を読めば、「雨だから残念」ではなく、「雨でもこんなに楽しめる!」という視点で、沖縄旅行をポジティブに過ごせるようになりますよ!

さらに、悪天候や台風時の注意点や対処法までしっかりとご紹介するので、万が一の際に役立ててくださいね。

1.行動タイプ別雨の日に行きたい那覇の観光スポット3選

雨の日の那覇観光を充実させるためには、屋内にいながらも沖縄らしさを感じられる場所や、むしろ雨だからこそ雰囲気が引き立つスポットを選ぶことがポイントです。

ここでは「アクティブに遊びたい」「ゆったり買い物を楽しみたい」「のんびり過ごしたい」といった行動タイプ別に、おすすめの観光スポットをご紹介します。あなたの気分にぴったりの過ごし方を見つけて、雨の日の那覇を楽しんでみてくださいね。

1-1.雨の日でも体験型観光でアクティブに遊んじゃおう!

はじめにご紹介するのは、屋内で楽しめる体験型のアクティビティです。沖縄土産にも最適なシーサーの絵付け体験や、生き物達とふれあいができる那覇エリアの水族館はいかがですか?

チームラボ 学ぶ!未来の遊園地 沖縄

Tギャラリア沖縄内にあるデジタルアートの体験型施設。雨に濡れる心配もなく、思いきり楽しめるのが嬉しいポイントです。沖縄らしいカラフルなプロジェクションに包まれる空間は写真映えもバッチリ。外がどんよりしていても、ここなら華やかな写真をたくさん撮れますよ!

アクセス:沖縄県那覇市那覇市おもろまち4-1 
最寄り駅:ゆいレール「おもろまち駅」隣接

DMMかりゆし水族館

那覇から車で約20分の場所にある水族館で、沖縄の海の生き物を間近で観察できます。マイクロブタとのふれあい体験もあって、子どもも大人も楽しめます。もちろん屋内展示なので雨の日も安心!

さらに水族館が入っている「イーアス沖縄豊崎」内には様々なショップやカフェも充実しているので、見学のあとにそのまま買い物やランチも楽しめます。

アクセス:沖縄県豊見城市豊崎3-35
最寄り駅:東京バス・那覇バス「イーアス沖縄豊崎」

沖縄の手作り体験工房【ちゅらうみ家】(シーサー作り※当日予約が可能)

那覇市内でシーサー作りなどの手作り体験ができる工房です。屋内なので雨の日でも安心して楽しめますし、当日予約も可能だから急な予定変更にも対応できます。自分だけのオリジナルシーサーが完成すれば、きっと特別な愛着が生まれるはず。帰宅後には、ご自宅の守り神となってもらいましょう!


アクセス:沖縄県那覇市牧志3丁目2−45 川田ビル1F
最寄り駅:ゆいレール「牧志駅」

1-2.屋内で快適にショッピングも楽しい

2つ目にご紹介するのは、ショッピング施設です。外を歩くのがちょっと億劫な雨の日こそ、屋内ショッピングで気晴らしをしてみるのはいかがでしょうか。

那覇メインプレイス

那覇市内にある大型ショッピングモールで、ファッション、雑貨、飲食店などが120店舗以上揃っています。沖縄土産も売っていて、カフェやフードコート、映画館も併設。長時間の雨宿りにも最適です。

アクセス:沖縄県那覇市おもろまち4丁目4−9
最寄り駅:ゆいレール「おもろまち駅」

平和通り商店街(アーケード通り)

国際通りから一本入った先に広がる「平和通り商店街」。昔ながらのアーケード街なので、雨の日でも傘いらずでゆったり歩けるのが嬉しいポイントです。沖縄らしい雑貨や南国フルーツ、地元グルメまで揃っていて、歩くだけでも楽しめます。


アクセス:沖縄県那覇市牧志3丁目
最寄り駅:ゆいレール「牧志駅」

デパートリウボウ

沖縄唯一の百貨店。駅直結なので、ゆいレールなら雨に濡れることなくアクセスできるのが大きなメリットです。「樂園百貨店」という沖縄土産を扱うセレクトショップが特におすすめで、百貨店らしいハイセンスで品の良いお土産が数多く並んでいます。他にも、様々なデパ地下グルメや毎日開催されているスペシャルイベントを楽しむこともでき、飽きずに過ごせます。

アクセス:沖縄県那覇市久茂地1丁目1−1
最寄り駅:ゆいレール「県庁前駅」

1-3.雨音をBGMに、のんびりと過ごそう

3つ目は、雨の日限定のサービスを提供するファストフード店や、那覇の新都心エリアに位置するカフェをご紹介します。

A&W沖縄

地元民からは「エンダー」と呼ばれ、長年親しまれてきたファストフード店。オレンジ色の看板とクマのキャラクターが目印です。名物のルートビアはおかわり自由!雨天時にはなんとオレンジジュースも無料でおかわりできるので、雨の日こそ訪れたいお店です。編集部のおすすめは、くるんとカールした形状のポテトにピリッとスパイスが効いた「カーリーフライ」


アクセス:沖縄県那覇市おもろまち4丁目21−22
最寄り駅:ゆいレール「古島駅」
※A&Wは県内に32店舗(2025年9月現在)あるので、滞在エリアのお店を検索してみてくださいね。

ミュージアムカフェ カメカメキッチン

雨の日のお出かけには、沖縄県立博物館・美術館内のカフェがおすすめ。来館者以外でも気軽に立ち寄れる上に、ガラス張りの壁と高い天井が開放的で、居心地よく雨宿りができるはず。もし雨が長引くようなら、併設の展示やイベントを覗いてみるのも素敵な楽しみ方かも。


アクセス:沖縄県那覇市おもろまち3丁目1−1
最寄り駅:ゆいレール「おもろまち駅」

2.悪天候時には注意したい観光スポット

雨風が強い日は、普段なら気にならない場所でも思わぬハプニングが起こることも。事前に注意点を知っておくだけで、雨の日でも安全に、かつ快適に観光を楽しむことができますよ。

ここでは、天候の影響を受けやすいスポットと、その上手な回避・楽しみ方をご紹介します。雨の日でもストレスなく観光したい方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

2-1.金城町の石畳

首里の歴史を感じられる石畳の道は、琉球王国時代から続く趣のある散策スポットです。ただ、雨に濡れると地面が滑りやすくなるのでちょっとヒヤッとすることも。坂道も多いので、ヒールのある靴より歩きやすく滑りにくい靴を選ぶと安心です。

風が強い日だと傘も危ないので、急な悪天候に備えてレインコートを持っていくのがおすすめです。雨の日ならではの雰囲気を楽しみつつ、安全に散策したいですね。

アクセス:沖縄県那覇市首里金城町2丁目〜3丁目
最寄り駅:ゆいレール「首里駅」

2-2.首里城公園

沖縄を代表する観光スポット、首里城。2025年9月現在も復元工事が行われていますが、城内の展示室や資料館は見学可能です。高台にあるため、雨の日は足元が滑りやすく、風が強いと少し気を使う場面もあります。そんな日は無理に屋外を歩かず、屋内の展示や映像コーナーを巡るのがおすすめです!

アクセス:沖縄県那覇市首里金城町1−2
最寄り駅:ゆいレール「首里駅」

2-3.ビーチ全般

せっかく沖縄に来たのだから、雨天時でもビーチに立ち寄りたいと思う方も多いはず。ただし実際に注意すべきなのは雨よりも「波や風」。

海は天候に左右されやすく、強風で波が高い日には、海岸沿いの散策は危険です。足場の悪い岩場は特に滑りやすく、突風に煽られるリスクも。無理に海辺へ近づくのは避けて、カフェや高台から海を眺めて過ごす方が安心です。

3.台風・悪天候の日の“強度別”おすすめの過ごし方

沖縄の天気は変わりやすく、ときには台風の影響で大雨や強風に見舞われることもあります。ただし「雨だからもう旅行は楽しめない」と落ち込むのはまだ早いです!

台風の日でも、天候の強度に応じて、できることを適切に選択すれば、安全に旅を続けられます。

状況ごとの行動目安とおすすめの過ごし方を詳しくチェックして、旅に役立てましょう。

3-1.弱(雨風はあるが、出歩けるレベル)

小雨〜通常の雨程度の日は、傘やレインコートを使えば十分に外出できる状況です。もちろん無理は禁物ですが、雨の日ならではの景色や楽しみを見つけてみましょう。

現地で買ったカラフルな傘やかりゆしワンピースと合わせれば、旅ならではの「雨映え」ショットが撮れるかもしれません。「濡れるのは避けたい」という方は、屋内型の観光スポットやショッピング施設を選ぶのがおすすめです。ちなみに沖縄県民は、小雨程度だと傘をささない人も多いです。なぜか傘をさしたがらないウチナーンチュにも注目してみてください(笑)

3-2.中(強い雨風で、ある程度行動が制限されるレベル)

横殴りの雨や雷を伴い、傘を差すのも大変な状況の日は、長時間の外出は避けて、屋根のある範囲での観光に切り替えましょう。

那覇エリアに滞在中なら、国際通り〜平和通り〜市場本通りのアーケード街が観光客の強い味方。雑貨屋めぐりや市場グルメを楽しむのはいかがでしょうか?シーサー作りや三線体験、陶芸などのインドア体験も、雨の日にじっくり取り組むには最適です。

また、「ホテル中心で過ごす」のも一つの選択肢。急な悪天候に備えて、スパやラウンジ、ブックカフェがあるホテルをチョイスしておけば、雨音を聞きながら贅沢に滞在時間を楽しむことができます。


3-3.強(行動に注意が必要。公共交通機関が運行しないレベル)

暴風域に入った台風接近時は、外出は原則禁止です。モノレールやバス、飛行機が全面運休となり、多くの商業施設が臨時休業となります。風速30m以上では怪我の危険性もあるため、窓やベランダに出るのもなるべく避けてください。このレベルでは、「外に出ない」ことが最も重要な行動指針です。

まずやるべきことは、気象庁の公式サイトや沖縄県防災情報ポータル、航空会社や那覇空港の公式情報のこまめなチェックです。気持ちを切り替えて、飛行機の欠航や遅延情報を確認し、必要に応じて早めに振替・宿泊延長を手配しましょう。

過ごし方は室内限定になりますが、工夫次第で「特別な沖縄時間」に変えられます。たとえば、事前にダウンロードしておいた映画やドラマを観る、沖縄のローカルテレビを楽しむ、お土産を整理してSNSに投稿するなどはいかがですか?ホテルのスパやマッサージを利用できる場合は、自分のメンテナンス日とするのも良いですね◎

4.現地で揃う!雨の日観光に便利なアイテム紹介

突然の雨に備えるなら、現地で調達できるアイテムを活用するのが一番。せっかくなら沖縄らしさを感じられるデザインを選んで、そのまま自分へのお土産にしちゃいましょう!

ここでは、編集部がおすすめする、雨の日観光にぴったりの便利グッズを3種類ご紹介します。気になるものがあれば、ぜひ現地でチェックしてみてくださいね。

4-1.ビーチサンダル

雨で靴がびしょ濡れになってしまうと、一日中不快な気分に…。そんなときは、沖縄らしい柄やカラーのビーチサンダルを購入し、履き替えるのがおすすめです。軽くて乾きやすいので、雨の日の移動も快適。旅が終わってからも、自宅やリゾート地で使える「思い出の品」として活躍してくれます。

4-2. 沖縄限定デザインのビニール傘 or 折りたたみ傘

急な雨に対応する定番アイテムですが、沖縄ではハイビスカスやシーサー柄など、南国らしいデザインの傘が手に入ります。透明ビニールに鮮やかな花模様が入った傘を差せば、雨の日でも気分は明るく♪

折りたたみタイプなら、旅のお供として持ち帰っても使いやすく、帰宅後に「これ沖縄で買ったんだよ」と土産話になりそうですね。

4-3.沖縄モチーフの防水バッグ

濡らしたくないスマホや財布を守るのに便利なのが、防水素材のバッグです。沖縄では、ハイビスカスや紅型模様がデザインされたサブバッグが売られていて、実用性だけでなく旅の思い出としてもぴったりです。

軽くて折り畳めるので、買い物中のエコバッグや、帰りのお土産バッグとしても役立ちます。お土産屋さんで好みのデザインを選んでみては?

5.台風で飛行機が欠航したときの対処法

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台風が接近している場合、航空会社は安全確保のために運航を取りやめることがあります。旅行計画に影響が出ることもありますが、焦らず順序立てて対応することが大切です。

台風で飛行機が欠航したときの対処法をまとめたので、事前にぜひチェックをしてくださいね。


5-1.①最新の運航情報を確認

天候が崩れたら、必ず航空会社の公式サイトで最新の運行情報を確認しましょう。

<やること>

  • 航空会社公式サイト・アプリで欠航・遅延情報をリアルタイムで確認する。
  • 空港公式サイトで那覇空港の最新運行情報もチェック。
  • 天気情報アプリ・気象庁で台風の進路や風速情報も把握しておくと安心。

5-2.②欠航が決まったら早めに手続きを

欠航が決まったら、振替便や払い戻しの対応を早めに進めましょう。人気の便はすぐ埋まるため、希望がある場合は迅速に動くのがポイントです。

<やること>

  • 航空会社の案内に従って振替便を予約
  • 電話やアプリで希望便を手続き
  • 航空会社公式サイトや窓口で払い戻しを申請


5-3.③宿泊・滞在の調整

欠航で延泊が必要になる場合も。宿泊先に早めに連絡し、延泊が可能か確認しましょう。旅行保険が適用される場合もあるので事前に確認しておくと安心です。

<やること>

  • ホテルや民宿に延泊の可否を確認
  • キャンセル規定や台風特例の有無をチェック
  • 旅行保険が補償対象か確認


5-4.④安全を最優先に行動

台風接近中は無理に移動せず、ホテルや空港で待機するのが基本です。強風や高潮の影響で公共交通機関も運休になる可能性があるため、安全第一で行動しましょう。

<やること>

  • 台風時の外出は避ける
  • モノレール・バス・レンタカーの運行状況をチェック


5-5.⑤代替プランを考える

台風で観光ができないときは、ホテルでの滞在や屋内で過ごす時間を充実させましょう。次回行きたい場所を調べるのも良いでしょう。

<やること>

  • ホテルのラウンジやスパ、映画鑑賞でゆったり過ごす
  • 屋内観光施設やカフェを利用する
  • 気持ちを切り替えて、次回の旅行計画を立てる!

6.まとめ

天候に対する不安は少し和らぎましたか?無理に全ての予定をこなす必要はありません。大切なのは、安全に気をつけながら、自分のペースで那覇の魅力を楽しむこと。柔軟に予定を変更したら、意外な沖縄の魅力が見えてくることもあるはずです。

この記事で紹介した情報やアイデアを参考にして、雨の日でも快適で充実した旅を過ごしてくださいね。雨だからこそ出会える景色や体験を楽しむ気持ちを忘れずに、特別な一日を満喫しましょう!