那覇から日帰りで行ける沖縄の離島をご紹介!各島の特徴や楽しみ方まで
「せっかく沖縄に行くなら、離島も行ってみたいな」
そう思いつつも、「日帰りで行けるの?」「準備はどれくらい必要?」などと考え始めると、沖縄の離島はハードルが高く感じてしまうかもしれませんね。
実は、那覇から日帰りで遊びに行ける沖縄の離島はたくさんあり、皆さんが思っているよりもハードルが低いんです!
この記事では、「漠然と離島に憧れているけど、何から調べればいいかわからない」という方に向けて、日帰りの離島旅に関するお役立ち情報をわかりやすく紹介していきます。ぜひ参考にしてくださいね。
1.那覇から離島へ行く前に知っておきたい基礎知識

まずは離島の基本情報を整理していきましょう。この章を読めば、あなたの旅先としてぴったりな島が見つかるはず。
1-1.那覇から日帰りで行ける離島の種類とアクセス情報
沖縄本島周辺には、日帰りでアクセスできる魅力的な離島がいくつもあります。まずは以下のマップを参考に、沖縄本島からの位置感をざっくりと把握してみましょう。

沖縄本島から離島へアクセスする手段は、「大型フェリー」、「高速船」、「飛行機」の3種類があります。それぞれ速さや乗り心地、予算感などに違いがあるため、旅のスタイルや好みに合わせて選ぶと良いでしょう。
大型フェリー

大型フェリーは、ゆったりした客室やデッキがあるため、乗り心地が比較的安定しており、船酔いが心配な人でも安心です。高速船より速度は劣りますが、料金は手頃で、荷物が多い場合や家族連れにも向いています。天候の影響を受けにくく、揺れも少なめなので、のんびり景色を楽しみながら移動したい人におすすめです。
高速船

高速船は名前の通り、速さが魅力。近距離の離島なら30〜50分程度で到着することが多く、日帰り旅行にも便利です。料金は大型フェリーより少々高めですが、短時間で移動できるため、効率重視の旅行に向いています。
ただし、速力がある分、揺れやすいのが難点といえます。船酔いしやすい人は、必ず酔い止め薬を用意しましょう。座席はやや狭めですが、外の景色を眺めながらの移動は爽快感がありますよ。
飛行機

久米島や宮古島など一部の離島は、飛行機でのアクセスが主流です。那覇空港からの所要時間は30分〜1時間ほどで、離島への移動時間を大幅に短縮できます。料金は船より高めですが、移動時間の短さや天候による影響の少なさが大きなメリットです。ただし、搭乗手続きや空港までの移動時間を考慮する必要があります。
1-3.所要時間の目安と那覇の便利な港

那覇から行ける離島は、実は皆さんが思っているよりもずっとアクセスが便利です。近い島であればフェリーや高速船で30〜40分ほど。少し離れた島でも1〜2時間ほどで到着します。朝に出発して夕方に戻る日帰りプランも現実的なので、限られた日程でも気軽に訪れることができます。
出発の拠点となるのは、那覇市にある「泊港(とまりこう)」です。那覇の中心部にあり、バスターミナルやモノレールの駅からも比較的近いため、観光客も利用しやすいのがポイント。泊港からは、渡嘉敷島や座間味島など慶良間諸島方面への船が多く出航しています。港周辺にはカフェや売店もあり、出発前のちょっとした休憩にも便利な場所です。
沖縄本島にある主要な港は以下の表の通りです。スケジュールによっては、那覇市外の港を利用すると便利なこともあるので、チェックしておきましょう!
| 港名 | アクセス | 最寄り | 主な行き先 |
| 泊港(とまりこう) | 沖縄県那覇市前島3丁目25 | ゆいレール「美栄橋駅」 | 渡嘉敷島、座間味島、粟国島、渡名喜島、久米島、南北大東島など |
| 運天港(うんてんこう) | 沖縄県国頭郡今帰仁村上運天335 | やんばる急行バス「運天港」 | 伊江島、伊平屋島、伊是名島など |
| 本部港(もとぶこう) | 沖縄県国頭郡本部町崎本部5232 | 路線バス「本部港」 | 伊江島、奄美諸島 |
| 渡久地港(とぐちこう) | 沖縄県国頭郡本部町谷茶29−85 | 路線バス「渡久地」 | 水納島 |
| 安座間港(あざまこう) | 沖縄県南城市 知念安座真1062 | 路線バス「安座間港」 | 久高島 |
1-4.離島に行くときの持ち物

離島に行く際、色々持ち物を準備する必要があるのでは?と心配になる方もいるでしょう。結論からいうと、基本的には沖縄旅行に持っていくものがあれば十分です。
例えば、日焼け止めや帽子、サングラスなど紫外線対策のアイテム。タオルや着替え、飲み物や軽食、現金やクレジットカードなどがあれば安心です。「あれもこれも」と荷物を増やす必要はありません。必要最低限のアイテムさえ揃っていれば、身軽に旅行を楽しめますよ!
2. 那覇から行ける日帰り離島旅行の魅力

那覇から行ける日帰り離島旅行には、どういった魅力があるのでしょうか?ここからは、魅力ポイントをひとつずつご紹介していきます!
2-1. ①手つかずの自然に触れられる
離島には、世界屈指の美しい海と色鮮やかなサンゴ礁が広がっています。ウミガメが優雅に泳ぐ姿を見られたり、冬にはホエールウォッチングを楽しめたりと、自然そのものが旅の見どころになっています。
2-2. ②マリンアクティビティが充実
沖縄の離島では、シュノーケリングやダイビングをはじめ、バナナボートやシーカヤックなど多彩なマリンアクティビティを体験できます。ツアーに参加すれば、ガイドがその日の海の状況に合わせて最適なスポットを案内してくれるため、初心者でも気軽に参加できます。
2-3. ③身軽に楽しめる手軽さ
那覇から日帰りで行ける離島なら、荷物を最小限にして気軽に出かけられます。那覇のホテルにスーツケースを預け、必要なものだけ持って出発すればOK。開放的な気持ちで旅を楽しめるはずです!
2-4. ④島の文化や「島時間」にふれられる
沖縄の離島には、赤瓦屋根の家並みや、地元の人々の穏やかな暮らしぶりなど、昔ながらの沖縄の風景が残っています。観光地として開発の進んだ本島の街並みとは異なり、素朴で落ち着いた雰囲気が魅力です。のんびりとした島の温かさに触れたら、心身ともにリラックスできること間違いなし。
このように魅力がたくさん詰まった離島旅を、皆さんも体験したくなってきませんか?日帰りでも濃密な体験を味わえるのが離島旅の最大の魅力です。沖縄旅行のスケジュールに組み込めば、旅の充実度がさらに高まるはずですよ◎
3.【カテゴリ別】那覇から行ける日帰り離島

那覇から行ける沖縄の離島と言っても、魅力は島ごとに様々。「とにかく綺麗な海を満喫したい」「文化や景色を楽しみたい」など、目的によっておすすめの島が変わってきます。ここからは、カテゴリ別におすすめしたい離島を厳選してご紹介していくので、気になる島をチェックしておきましょう!
2-1. 慶良間(けらま)ブルーを満喫する島
大小20以上の島々からなる慶良間諸島は、「慶良間ブルー※」と呼ばれる鮮やかな青色の海が有名で、国内外の旅行者から人気の高いリゾートエリアです。ビーチでのんびり過ごすのはもちろん、マリンアクティビティや海洋生物との出会いなど、島ごとに多彩な楽しみ方があります。
※「慶良間ブルー」とは、慶良間諸島周辺の海で見られる、濃く鮮やかな青色を指す言葉です。海底にはサンゴ礁が砕けてできた白い砂が広がっており、その砂が太陽の光を反射することで、他ではなかなか見られないほど深い色味が生まれるそうです。
①渡嘉敷島(とかしきじま)

透明度抜群の阿波連ビーチは、マリンアクティビティの拠点地。バナナボートでハナリ島という無人島を訪れる爽快感のあるツアーも大人気です。また、比較的飲食店が多い島なので、グルメを楽しみたい人にもおすすめです。島で取れた新鮮なマグロは絶品なので、1度は食べる価値ありです!
アクセス:沖縄県島尻郡渡嘉敷村
那覇からの所要時間:泊港から高速船で約35分、フェリーで約70分
船の料金:高速船 往復5,970円、フェリー 往復3,280円(大人)
交通手段:路線バス(阿波連方面)、レンタカー、レンタルバイク
②座間味島(ざまみじま)

「慶良間ブルー」を代表する島で、透明度の高い海と豊かな海洋生物が魅力です。冬にはザトウクジラのホエールウォッチングが楽しめ、迫力ある光景を求めて多くの観光客が訪れます。一年を通してウミガメと出会える確率が高く、ビーチからでもカラフルな魚やサンゴ礁を観察できます。海の生き物が好きな方や、自然の中でのんびり過ごしたい方にぴったりの島です。
アクセス情報(住所):沖縄県島尻郡座間味村
那覇からの所要時間:泊港から高速船で約50分、フェリーで約2時間
船の料金:高速船 往復6,090円、フェリー 往復4,140円(大人)
交通手段:レンタサイクル、レンタバイク、レンタカー、村営バス
2-2. 観光や文化も味わいたい人へ
沖縄の歴史や文化に触れたいなら、独特の文化や島ならではの景観を持つ島がおすすめ。観光スポットやお祭り、集落の風景などを通して、沖縄の新しい一面を体験できます。
①伊江島(いえじま)

本部港からフェリーで30分とアクセス良好。シンボル的存在の「タッチュー(城山)」と呼ばれる岩山や、「伊江島ハイビスカス園」、リリーフィールド公園で4月下旬から5月上旬にかけて開催される「百合祭り」など、自然の魅力が豊かな島です。レンタサイクルやレンタカーで気軽に一周できるコンパクトさもポイント。
他の離島と比較すると海以外の過ごし方が多様なため、沖縄の文化やハイキングなどに興味がある方に最適です。

(百合祭りで見られる美しい白百合)
アクセス情報(住所):沖縄県国頭郡伊江村
那覇からの所要時間:本部港からフェリーで約30分(※那覇から本部港までは車で約1時間40分)
船の料金:往復1,390円(大人・徒歩乗船)
交通手段:レンタサイクル、レンタバイク、レンタカー、観光バス
②久高島(くだかじま)

「神の島」と呼ばれる神聖な場所で、今も独自の文化や伝統が息づいています。島内をサイクリングしながら、手つかずの自然や静けさに包まれた「島時間」をゆっくり楽しめます。
島のあちこちには聖地が点在しており、立ち入りが制限されている場所もあるため、島の方々の信仰や文化を尊重し、静かに見守る気持ちで過ごしましょう。
アクセス情報(住所):沖縄県南城市知念久高
那覇からの所要時間:安座真港からフェリーで約25分、高速船で約15分(※那覇から安座真港までは車で約50分)船の料金:高速船 往復1,280円、フェリー 往復1,360円(大人)
交通手段:レンタサイクル、徒歩(島内はコンパクト)
2-3. 気軽に行ける無人島体験
「とにかく非日常を味わいたい!」という人に人気なのが、那覇から船で行ける無人島。一面に広がる海と砂浜で、思い切り遊んだり、のんびり過ごしたりと、大自然の中で気ままな時間を楽しめます。
①ナガンヌ島

那覇から高速船でわずか20分の無人島。透明度の高い海でのシュノーケリングやBBQなど、日帰りツアーで気軽にリゾート気分を味わえます。無人島ではありますが、更衣室、シャワー、水洗トイレなどの設備もしっかりと整っているので女性も安心して訪れることができます。
アクセス情報(住所):沖縄県那覇市泊(集合は泊港)
那覇からの所要時間:泊港から高速船で約20分
船の料金:日帰りツアー参加(大人6,000円前後〜 ※プランによる)
交通手段:島内は徒歩のみ
②クエフ島

潮が引いたときだけ姿を現す「幻の島」。透明度の高い海と真っ白な砂浜が広がるフォトジェニックなロケーションで、ウェディングフォトのスポットとしても知られています。人が少なく静かな環境で、海と一体化したような特別感を味わえる島です。シュノーケリングやダイビングもおすすめです。
アクセス情報(住所):沖縄県那覇市泊(集合は泊港)
那覇からの所要時間:泊港から船で約20〜30分
船の料金:日帰りツアー参加が必須(大人6,000円前後〜 ※プランによる)
交通手段:徒歩
2-4.車で行ける離島
沖縄本島と橋で繋がった離島もおすすめです。車で気軽に訪れることができるため、船が苦手な人に最適です。ドライブがてら、綺麗な海や島の文化、地元グルメをサクッと楽しめるのが魅力です。
①浜比嘉島(はまひがじま)

沖縄の神話「アマミキヨとシネリキヨ」の伝説が伝えられてきた島で、神秘的なパワースポットとしても有名です。浜比嘉大橋をドライブしながら、美しい海の景色を楽しむのが定番の過ごし方。島内に降り立てば、昔ながらの沖縄の古民家や集落を見ることができ、散策するだけでも沖縄の文化を体感できます。
アクセス情報(住所):沖縄県うるま市勝連浜
那覇からの所要時間:車で約1時間30分(海中道路経由)
船の料金:なし(橋で渡れる)
交通手段:レンタカー、レンタサイクル
②奥武島(おうじま)

那覇から40分ほどで行ける小さな島。地元の人が釣りや飛び込みを楽しむ姿が頻繁に見られます。観光地というよりも「リアルな沖縄」を体感できる島です。名物の沖縄天ぷらや天日干しのイカ(6月下旬〜秋頃まで限定)、奥武島しまねこぷりんというカフェの生プリンを味わうのもおすすめ。また、島内にある「奥武島いまいゆ市場」では、採れたてのお魚や様々なグルメを味わえるため、人気のスポットとなっています。

(沖縄天ぷらの中でも人気の「もずく天ぷら」。もずくの独特な食感がクセになる美味しさです)
アクセス情報(住所):沖縄県南城市玉城奥武
那覇からの所要時間:車で約40分
船の料金:なし(短い橋で渡れる)
交通手段:徒歩で島内を散策、車でドライブ
3. 編集部おすすめ!那覇発・日帰り離島ランキング
那覇から行ける日帰り離島を紹介してきましたが、「結局どこを選べば無難なの?」とまだまだ迷っている方も多いはず。そこで、編集部が厳選した特におすすめの離島をランキング形式でご紹介します。アクセスの良さ、海の美しさ、体験の充実度をもとに選んだ3島は、初めての沖縄旅行にもリピーターにも自信をもっておすすめできる場所ばかりです!
3-1.1位:渡嘉敷島

第一位に選ばれた渡嘉敷島は、アクセスの良さ、海の美しさ、アクティビティの充実度のすべてが揃った離島です。那覇からフェリーでわずか35分ほどと短時間で到着でき、日帰りでも十分楽しめます。透明度抜群のビーチでは、シュノーケリングやダイビングなどのマリンアクティビティを存分に体験可能。もちろん、海を眺めながらゆったり過ごすだけでも十分満足できる王道の島で、初めての離島旅行にもおすすめできる島です。
アクセスの良さ:★★★★☆
海の美しさ:★★★★★
体験の充実度:★★★★★
おすすめポイント:アクセスの良さと海の美しさを兼ね備えた、初めての離島旅にぴったり
3-2.2位:座間味島

座間味島は、慶良間諸島の中でも自然と文化の両方を楽しめるバランスの良さが魅力です。海の美しさはピカイチで、ウミガメとの遭遇率も高いのが嬉しいポイント。ザトウクジラのホエールウォッチング拠点として訪れる人も多く、季節ごとに異なる自然体験が楽しめるのも良い点です。港周辺の集落では、素朴で温かみのある島の暮らしに触れることができ、日帰りながら自然と文化の両方を満喫できる島として、2位にランクインしました。
アクセスの良さ:★★★☆☆
海の美しさ:★★★★★
体験の充実度:★★★★☆
おすすめポイント:自然、文化、アクティビティをバランスよく楽しめるオールラウンドな魅力
3-3.3位:ナガンヌ島

ナガンヌ島は、那覇からフェリーで約20分とアクセスが良く、短時間でも非日常感を味わえる無人島です。目の前に広がる白砂のビーチと透明度の高い海は、日帰りでも十分楽しめる景色。日帰りツアーが充実しており、女子旅や初心者でも安心して訪れることができます。マリンアクティビティや写真映えスポットも豊富で、手軽に離島体験を楽しみたい人に最適な島として、3位にランクインしました。
アクセスの良さ:★★★★★
海の美しさ:★★★★☆
体験の充実度:★★★☆☆
おすすめポイント:気軽に行ける距離なのに、まるで「絵ハガキのような美しい景色」を楽しめる贅沢な無人島体験
4. 那覇発・日帰り離島旅行をもっと楽しむ過ごし方

日帰りで離島を訪れる場合は、限られた時間を有効に使う工夫をして、目的にあった過ごし方をしましょう。以下の内容を参考にすることで、より充実した時間が過ごせますよ。
4-1.移動手段の工夫で時短&楽しく
離島を満喫するためには、移動手段を工夫するのがおすすめです。たとえば、朝イチのフェリーに乗れば島での滞在時間を最大限に使うことができ、混雑を避けて人気スポットをゆったり楽しめます。 また、帰路のフェリーは夕方の便がおすすめ。海上から美しいサンセットを眺めることができるチャンスもあり、旅の締めくくりに最適です。
さらに、島内の移動にはレンタサイクルを活用すると、マイペースに集落や海沿いの風景を巡ることができ、自由度の高い観光を楽しめるはずです。
4-2.ツアーを活用して効率的に
島の観光スポットを効率的に楽しみたい人は、ツアーの利用がおすすめです。ガイド付きのツアーなら移動やアクティビティの段取りを気にせず、安心して観光を楽しめるのが最大のメリット。さらに、地元ガイドさんから穴場スポットや地元民の行きつけのお店などを教えてもらえることも多いので、島のディープな情報が知りたい方は利用してみては。
4-3.マリンアクティビティは経験に合わせて選ぼう
離島のアクティビティは種類豊富。自分に合ったアクティビティを選択できれば、「思ったよりも難しすぎてヘトヘト…」なんてことも避けられるはずです。
まずマリンアクティビティ初心者の方におすすめしたいのは、シュノーケリングやバナナボートです。スキル要らずで、仲間と気軽にワイワイ楽しめます。経験者であれば、ダイビングやジェットスキーを楽しんでみるのも良いでしょう。
少し難易度は上がりますが、その分達成感や爽快感は格別です。ちなみに、ダイビングには様々な種類があり、それぞれライセンスの必要性の有無が異なるので要注意。ダイビング初体験の方は、ライセンス不要の「体験ダイビング」がおすすめです。
5. 離島旅行の注意点

那覇から日帰りや宿泊で離島を訪れる際、事前に押さえておきたい注意点があります。旅行へ行く前に知っておけば、快適に過ごせるのでしっかりとチェックしておきましょう!
5-1. 欠航リスクに気を付けて
離島へのフェリーや高速船は、天候によって欠航することがあります。予備日を設定したり、天気予報を確認して臨機応変に計画を立てると安心です。
5-2. 船酔い対策を忘れずに
船酔いをしてしまうと、せっかくの旅を心から楽しめないですよね。船に弱い方は、必ず酔い止め薬や船酔い対策グッズを用意しましょう。実は、炭酸水には自律神経を整えて酔いのムカムカを落ち着ける効果があるそうです。もちろんお薬を持参するのが最善ですが、いざという時に覚えておくと良いでしょう。
5-3. 島内の移動手段を決めよう
沖縄の離島ではバスの運行数が少ない場合も多いので、レンタカーや、レンタサイクルなどを活用してみるのもおすすめです。自転車に乗れば、島風を直接肌で感じることができて爽快ですよ♩
5-4. 食事をとる場所は事前リサーチを
離島の飲食店は数が限られているため、混雑時には入店できない場合もあります。食事ができるお店を調べておいて、可能であれば事前に予約すると安心でしょう。 また、参加するツアーによってはランチが含まれている場合もあるため、あらかじめ詳細をチェックしておくと良いですね。
また、島によってはコンビニや自動販売機がほとんどないこともあります。熱中症対策のドリンクは船の発着前に購入しておきましょう。
5-5. 滞在時間は旅行日数から逆算を
那覇観光と離島訪問を組み合わせる場合は、移動時間も考慮して日程を立てることが大切です。初日と最終日は、飛行機での移動や空港での手続きに時間を取られるため、実際に観光できるのは半日程となります。
そのため、「沖縄で何をしたいのか」「どこに行きたいのか」「どれくらいの時間が必要なのか」を加味した日程調整が大切です。以下に、滞在日数ごとに一般的なスケジュール感を記載したので参考にしてください。
1泊2日の場合
車で行ける離島を訪れるのがおすすめです。中でも「奥武島」は比較的那覇からのアクセスがしやすいため、ぜひ訪れてほしい島です。
船に乗って離島に行く場合は、早朝便で那覇に到着し、そのまま離島へ向かうスケジュールが現実的です。高速船でアクセスできる慶良間諸島(渡嘉敷島・座間味島など)なら、1泊2日でも訪問できます。タイトなスケジュールになるため、「海辺でリラックスする」や、「シュノーケリングを楽しむ」など、目的をひとつに絞るのがおすすめです。
2泊3日の場合
1日目は那覇観光、2日目に離島を訪れるプランが無難です。2日目を丸一日使えるので、余裕を持って離島の自然やアクティビティを満喫できます。那覇観光は移動日にあたる1日目・3日目に、国際通りや宿泊しているホテル周辺を中心に楽しむと良いでしょう。
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3泊4日の場合
離島観光を2日目か3日目に組み込むことで、滞在時間をしっかり確保でき、島内観光やグルメもゆったり楽しめます。 那覇と離島のどちらもバランスよく旅程に盛り込みたい人には、この日程が最もおすすめです。
6.日帰り離島旅行のツアー関連情報

那覇発の離島旅行を計画する際は、行き先や目的に合わせてツアーを上手に活用するのがおすすめです。旅慣れた方の中には個人手配を選ぶ人もいらっしゃるかと思いますが、離島によっては「ツアー参加が必須」なんてケースも…。ここでは、離島を訪れる前に知っておきたいツアーに関する情報をご紹介していきます。
6-1. 個人手配とツアー利用の選び方をおさえよう
個人手配は自由度が高く、自分のペースで島を回りたい人向けです。時間管理が得意な方におすすめの方法といえるでしょう。
ツアーの場合は、移動やアクティビティが効率よく組まれていて日程に無駄がありません。自分でスケジュールを決める必要がない分、事前準備の負担を軽減できるのも良い点です。したがって、離島初心者や日程調整が不安な方は、ツアーの活用がおすすめです。
6-2. 無人島(ナガンヌ島・クエフ島)は基本的にツアー予約が必須
ナガンヌ島やクエフ島などの無人島は、個人でのアクセスが困難であるため、基本的にツアー参加が必須となります。特に夏のハイシーズンは予約が集中するため、少なくとも2週間前には申し込んでおくと安心です。
ツアーは、大手旅行会社のサイトや無人島の公式運営会社、地元のマリンショップなどから予約可能です。ただし、季節や天候によってはツアーが休止している場合もあるので、旅行前に必ず最新情報を確認しましょう。
6-3. 女子旅に人気のツアー例
女子旅では、BBQ付きのビーチツアーや、シュノーケリング・SUPなどアクティビティがセットになった離島ツアーが人気です。写真映えスポットやランチ付きプランも多く、旅の満足度が高まります。
7.まとめ

今回の記事では、人気の離島スポットや効率的な楽しみ方、移動やツアー利用のポイント、注意点まで幅広くご紹介しました。朝早く出発して島時間をたっぷり楽しんだり、レンタサイクルやツアーを上手に活用することで、短い日帰りでも充実した旅が可能です。
この記事を読んで「私でも行けそう!」と思った方は、ぜひ那覇から行ける沖縄の離島旅行を計画してみませんか?離島まで足を伸ばせたことへの達成感も感じられますし、きっと一生の思い出になるはずですよ!