ジャングリアに子連れで行ってきた!Clip編集部体験レポ #01
沖縄に新しく誕生した話題のテーマパーク「ジャングリア」。SNSでも「行ってきたよ」という投稿が増えてきて、大きな注目を集めていますよね。いつか我が子を連れていきたいと考えている方も多いのではないでしょうか?とはいえ、まだ親目線の細かな情報は少なく、実際のところ「子ども連れでも安心して楽しめるのか」「施設は子ども向けにどのくらい整備されているのか」など、詳細が気になるところですよね。
そこで今回は、絶賛4児の子育て中である編集部メンバーが、パパ・ママ目線でジャングリアを徹底調査してきました。ベビーカーでの動きやすさや授乳室の使い勝手、子どもが楽しめそうなアトラクションやショーの有無など、現地で感じたことを詳しくレポートします!
※当記事でご紹介する内容は記事公開時点のものです。最新の情報はジャングリア公式サイトをチェックしてください。
1.【子育てパパ・ママがリアル体験】タイムスケジュールを一気見せ!
ジャングリアに行くことを決めて一番気になるのは、「1日のスケジュール」ではないでしょうか?予定を詰め込みすぎると子どもはぐったりしてしまうし、逆にのんびりしすぎても「せっかく来たのに物足りない…」と感じることも。私自身(UMUI Clip編集部メンバー)も体力にはそれほど自信がないので、今回は無理をしないことを第一に、親子で程よくゆったり楽しめる日程を組み立ててみました。
実際に体験したスケジュールはこちら!

2.午前の部|大自然に包まれる入園体験!園内を散策してみた
10時20頃、ジャングリアの有料駐車場に到着。この日の最高気温は33度。暑さに慣れている方でも、1日中屋外で過ごすなら熱中症対策は欠かせません。こまめに水分補給をしながらパーク内へと進みます。

🔖 Clipメモ
駐車場の選択肢は以下の3箇所。車を利用する場合は予算や目的に応じてパーキングを選びましょう。
| 駐車場名 | 説明 | 料金 |
|---|---|---|
| ジャングリア沖縄パーキング | ジャングリアの敷地内にある予約制の有料駐車場 | 1日2,000円(税込) |
| スパ ジャングリア パーキング | スパ利用客専用の有料パーキング | ・2時間まで500円(※トロピカルオアシスで1,500円以上の飲食利用時は3時間まで) ・2時間を超えると一律3,000円(税込) |
| 提携パーキング(イオン名護店 屋上パーキング) | 予約不要で利用でき、そこから無料の専用シャトルバス「ジャングリア・エクスプレス」で35分ほど移動が必要になります。 | 無料 |
入場ゲートでは荷物チェックがないため、想定よりスムーズに進みました。事前にスマホの公式アプリとチケット情報を連携しておけば、QRコードをかざすだけで簡単に入園できます。とはいえ、じっとしているのが難しい年齢の子どもを連れている場合は、入場までの待ち時間が少し気になるかもしれません。暑い時間帯は日陰で待機したり、子どもが飽きずに過ごせる遊び道具やおやつを準備したりしておくと快適に過ごせると思います。
ゲートをくぐった先では、大勢のスタッフが笑顔で出迎えてくれました。大きなロゴの前で無料の写真撮影をしてくれるサービスまで用意されています。自分のスマホやカメラで撮ってもらえるのも嬉しいポイントでした!
ちなみに1DAYチケットを持っている場合は、途中退出と再入園が可能です。外に出たいときはスタッフに伝えると、見えないスタンプを手に押してくれます。再入場の際には専用ゲートでそのスタンプを確認してもらえばOK。
2-1.入園

時刻は10:30、いよいよパーク入園です!SNSでは様々な意見も目にしましたが、実際に入ってみると360度ぐるりと亜熱帯の自然に囲まれた世界観に圧倒されました。ディズニーやUSJというよりは、どこかハウステンボスを思わせる雰囲気。そして、どこをとっても写真映え抜群!
私が最初に向かったのは、PANORAMA DININGの受付。レストランは待ち時間が長いと噂に聞いていたので、早めの受付は個人的にマストでした。レストランの予約方法は、店頭に置いてあるQRコードで来店予約を済ませ、時間になると通知が届く仕組みです。ずっと店頭で並んで待つ必要がないのは親目線でもかなり助かりました。

※念の為QRコードにモザイクをかけています
2-2.お土産屋さんでウィンドーショッピング

受付を終えた後、お土産屋さんを見つけたのでちらっと見学。ひと目で分かるクオリティの高さにテンションが上がりました!色々と気になる商品がありましたが、先に買うと荷物になってしまうので、この時はウィンドウショッピングに留めて退店しました。

(テーマパークならではのカチューシャも発見♪)
2-3.園内の様子~散策タイム~
お土産屋さんを出たあとは、パーク内をゆっくり散策してみました。歩きながら発見した、授乳室やレンタルの日傘など、子連れママ・パパの目線でまとめてみました。
①ベビーカーの使いやすさ

パーク内は階段がほぼなく平坦な道が多かったため、ベビーカーも比較的使用しやすかったです。ベビーカーレンタルサービスは1日1,000円(税込)で利用可能。持ち込みが大変な人にはかなり有難いサービスです。
②お手洗い・おむつ替え・授乳室

授乳室はパーク内に3カ所設置されています。室内に入ると仕切られた空間が2部屋。お湯(約81度)も用意されていて、水道水で冷まして使えるちょうどいい温度ですね。無料で利用できるので、赤ちゃん連れでも安心です。
替え台や清潔なお手洗いもパーク各所に配置されていて、「子どもが急に泣き出した!」という時も対応しやすい環境でした。

③熱中症・暑さ対策

続いてご紹介したいのが、熱中症対策です。パーク全体を通して、暑さへの配慮がしっかり行き届いている印象でした。塩タブレットの無料配布やレンタル日傘(こちらも無料)、パラソル付きのベンチなどがあり、休憩を取りやすい環境が整っていると感じました。
さらに、園内の至るところに蛇口式の水飲み場が設置されているので、水筒やペットボトルさえあれば飲み水には困りません。体調が不安なときには救護室も利用できるとのこと。子どもと一緒でも安心安全に過ごせる工夫が随所に感じられて、「ちゃんと親目線で考えられているな」と思えたのはかなり好印象でしたね。
また、パーク内を歩いているとスタッフの皆さんが積極的に「お写真を撮りましょうか?」と声をかけてくれる点も良かったです。集合写真を撮るのが難しい子連れとって、これは神対応!いつもパパ・ママのどちらかが撮影者になるので、家族全員の写った写真は貴重ですよね。ぜひ皆さんも、パークの思い出づくりに撮影してもらっちゃいましょう。

(塩分チャージが無料で配られていました)
3.ランチタイム|噂の「ネスト席」で特別な食事を体験
13時30分過ぎ、待ちに待ったランチタイムがやってきました。事前に受付をしていた「PANORAMA DINING(パノラマダイニング)」から通知が届き、ワクワクしながらレストランへ向かいます。
今回のテーマは「無理せずゆとりを持って楽しむこと」だったため、落ち着いて食事ができる時間を確保することは個人的に大事なポイントでした。また、このお店にはSNSでも話題になっている鳥の巣をイメージした特別席、「ネスト席」があると聞いていたので、実際にどんな雰囲気なのかを体験するのも楽しみでした!
3-1.レストラン「PANORAMA DINING(パノラマダイニング)」

座席は、SNSでも話題の「ネスト席(有料:2,000円)」を利用してみました。木の上に作られた鳥の巣のような特別席で、ビルの4階ほどの高さから開放感のある景色を眺めながら食事ができます。


実際に利用して感じたのが、見晴らしの良さや非常に心地の良い空間設計!個人的には、ネスト席にして良かったなと思いました。ジャングリアの世界観に没入したい方にはぜひともおすすめしたいです。
ただし直射日光が入りやすく、雨の日は濡れる可能性があるため注意が必要です。また、座席周辺にはネットがないため、小学生くらいまでの子どもは遊び心で柵の上に登ってしまうと危険かもしれません。子連れの方は目を離さないように注意しながら利用してください。
ネスト席は人気スポットのため、周囲の観光客が写真を撮ることも多く、少し視線が気になる瞬間もありました。落ち着いて食事を楽しみたい場合は、室内席や他の屋外席を選ぶのもいいですね。

席についたら早速メニュー選びに移ります。
今回、メイン料理は「ジャングリア ハンバーグ」と、「ハーブ鶏の森の葉包」を注文。デザートには「マンゴータルトとフルーツボンボン」、「オアシス ブルー」をチョイスし、家族とシェアして食べることに。ドリンクまで注文して、料金は以下の通りでした。
| ジャングリア ハンバーグ | 3,200円(税込) |
| ハーブ鶏の森の葉包 | 2,800円(税込) |
| マンゴータルトとフルーツボンボン | 1,800円(税込) |
| オアシス ブルー | 1,500円(税込) |
| <ノンアル>PANORAMAカクテル | 2,000円(税込) |
| コカコーラ | 400円(税込) |
| 合計 | 14,100円(税込) |
※今回は注文しませんでしたが、メニュー表には「キッズプレート(税込1,800円)」もありました。
※メニュー、料金は2025年8月時点のものです。詳しくはパーク公式サイトをご確認ください。
価格帯としては、ディズニーやUSJと大体同じくらいではないでしょうか。気になるお味については、本当に大満足!テーマパークで提供される食事のレベルを超えていると感じました。街中のレストランで出てきても納得するクオリティだと思います。

(ワイルドにかぶりつきたくなるジャングリアハンバーグ)

(沖縄の海と砂浜を連想させる柑橘味のスイーツ)
また、料理以外ではスタッフの対応も印象的でした。写真を頼むと「 3・2・1 ジャングリアー!」という掛け声とともに、手際よく撮影をしてくれました。
話しかけやすい雰囲気だったので、「乳幼児連れのファミリーはどんな風にパークを周れば良いですか?」と質問したところ、わざわざ手書きのメモでおすすめのアトラクションを教えてくれる心遣いまで!思いがけないホスピタリティーに感動した一幕でした。

4.午後の部|スパでリフレッシュ&カフェでほっとひと息
ランチを終えて、いよいよ後半戦へ突入です。午後はスパやアトラクションなど、体験型の楽しみが中心の予定。移動や刺激が増えると子どもは疲れやすく、親もなかなか気を抜けません。そこで今回は先にスパでリフレッシュ時間を設けて、カフェでひと息つきながら、厳選したアトラクションを楽しみました。それぞれ順番にレポートしていきます!
4-1.世界一の贅沢インフィニティスパ「SPA JANGRIA」

ランチを終えて向かったのはSPA JANGRIAです。パーク内からシャトルバスに乗って、5分ほどで到着します。バスは10分に1本ほどの運行ペースのため、子ども連れでも待ち時間が少なくて助かりました。
館内は綺麗でリゾート感がありつつも、休憩場所が限られていたり、施設内が狭めだったりと、スパ全体を通して見ると「パーク併設の手軽なスパ」という印象。今回は1時間ほどの利用でしたが、特に混雑は気になりませんでした。特にパノラマビューの湯船は4人ほどしかおらず、のびのびと景色を楽しめました。
子ども同伴の場合は、小学3年生くらいからであれば安心して楽しめると思います。一般的なスパと同様に「男湯」「女湯」に分かれるため、小さなお子さんを連れての利用は少し工夫が必要かもしれません。また、帰りのバス停に屋根がないのでスコール時には要注意。傘があると安心です。
🔖 Clipメモ
スパ:13:00 〜 22:30
スパチケット(大人):2,400円(税込2,640円)
スパチケット(子供):1,400円(税込1,540円)入湯税:150円(お支払い時に別途必要)
※3歳以下のお子様は無料
※オムツが取れていない場合は湯船に入れません。ベビーバスの用意あり。
公式サイト SPA JANGRIA
4-2.カフェ紹介
子連れでテーマパークを回ると「どこで一息つけるか」がかなり重要です。スパで汗を流したあとは、バルーンエリア内にあるカフェスペースでくつろぐことにしました。お腹は満たされていたので、フードカートで「あおぞらゼリードリンク」のみを購入。写真映えという点では文句なしですが、正直なところ味や舌触りは好みが分かれる印象でした。

フードカート以外にもパーク内には複数の自動販売機が設置されており、価格は一本200〜250円ほど。暑い日の散策では、水飲み場やキッチンカーと併せて利用すると、水分補給には困らないはずです。
5.フィナーレ|ショー・アトラクション・花火まで一気に満喫
ジャングリアに来たからには、やっぱりアトラクションやショーも外せません。前半の過ごし方と同様に「無理せずゆったり楽しむこと」を念頭に置いて、夕方から夜のスケジュールを立てました。
ここからは、子どもも安心して参加できるアトラクションを中心にレポートしていきたいと思います!
5-1.TAM TAM TRAM(タムタムトラム)

カフェでひと息ついたあとに乗り込んだのは「TAM TAM TRAM(タムタムトラム)」です。名前の通り、ジャングルを駆け抜けるトラム型(路面電車)のアトラクション。ベビーカーは入口で預けられるので、子連れでも安心して参加できます。
身長や体重の制限はなく、幅広い年齢層が参加できるアトラクションです。体感的には、未就学児でも十分に乗れそうでした。乗車中は太鼓の音やBGMが結構大きめに響くので、大きな音が苦手なお子さんがいる場合には注意が必要かもしれません。タムタムトラムに同乗するスタッフの方は、とにかく陽気で盛り上げ上手。移動型のアトラクションでありながら、ちょっとしたショーを見ているような楽しさがありました。
5-2.YAMBARU FRIENDS(ヤンバルフレンズ)

次に向かったのは「YAMBARU FRIENDS(やんばるフレンズ)」です。子ども向けと聞いていたので正直あまり期待していなかったのですが、実際に入ってみると大人も十分に楽しめる内容でした。
このアトラクションは、ヤンバルクイナやシーサーなどの沖縄らしいキャラクターが登場して、ゲストと即興で会話を繰り広げるというもの。イメージとしては、ディズニーリゾートの「タートル・トーク」に近いアトラクションです。子どもが思わず話しかけてしまうような仕掛けがたくさんあり、やりとりのテンポも軽快で、会場全体が笑いに包まれていました。
言葉のやりとりを理解できる4〜5歳以降からはしっかり楽しめそう。キャラの動きや雰囲気だけでも楽しいので、それ以下の年齢でもきっと問題なし!ちなみに、やんばるフレンズは奥の部屋に入ると動画や写真の撮影はNGとなっています。その分、現場でしか得られないライブ感を味わえると思います。
5-3.WILD BEAT(ワイルドビート)のショー

やんばるフレンズを楽しんだあとは、アウトドアレストラン「ワイルド バンケット」で開催される南国ミュージックライブ「WILD BEAT(ワイルドビート)」へ。歌やダンス、生演奏が始まると、一気にフェスのような雰囲気に包まれます。観客席がきっちりと決まっているわけではなく、地べたや周囲のベンチに座るラフな観覧スタイル。この時は100名に満たないくらいの規模感で、道中で出会う大道芸を見るような感覚で楽しめました。
特に盛り上がったのは、客席に座っていたダンサーが突然立ち上がってフラッシュモブのように観客を巻き込んだ場面。「一緒に踊れる人?」と声がかかると、子どもも大人も手を挙げて参加し、会場が一体となって大盛り上がり。ここでしか体験できないライブ感が最高でした!
5-4.花火

1日の締めくくりにふさわしいのが、午後7時半から打ち上げられる花火ショー。約5分間のプログラムで、個人的には少々控えめなスケールに感じました。近隣住民から騒音に関する苦情が寄せられたようで、その影響もあるかもしれません。とはいえ、パーク内の景色と花火が合わさると幻想的な雰囲気で、短いけれど見応えはありました!
鑑賞場所は、PANORAMA DINING(パノラマダイニング)近くの広場がおすすめ。真正面から花火を観ることができます。課金できるなら、PANORAMA DINING(パノラマダイニング)のネスト席まで上がるとより綺麗に見れるはずです。9月以降は土日祝日のみ花火をあげるようなので、「花火はマスト!」という方は来園するタイミングに気をつけましょう。
5-5.お土産を購入して帰宅

花火の余韻に浸りながら、最後にもう一度お土産屋さんへ向かいました。園内には2カ所のお土産ショップがあり、建物同士がほぼ向かい合うように並んでいます。売っている商品はほぼ同じですが、小物類に一部違いがあるので、時間があれば両方覗いてみるとより楽しめます。
ジャングリアのお土産は、正直どれも期待以上。ひとつひとつがしっかり作り込まれていて、デザインもクオリティも高いと感じました!特にTシャツ類の完成度が高く、素材やデザインにこだわりが感じられるアイテムもあり、日常使いしても違和感がないものが見つかります。観光のお土産というより、「普段も着られるウェア」として購入するのもおすすめ。
ただし、ロッカーの数は限られているため、大量に買う場合やチョコレートなど暑さに弱いものを買う場合には注意が必要。帰り際に購入するのが基本ですが、混雑を避けたいなら一度にまとめて購入し、車に置きに行く方法もありですね。全体的に見て、ジャングリアのお土産は「記念品以上の価値がある」と思えるほど質が高く、大満足でした!



(お菓子やぬいぐるみ、アパレル製品、日常雑貨も豊富に揃っていました。)
6.親目線レビュー総括|子連れで行くならココに注意!

1日を通してジャングリアを体験してみて、正直に言えば「これは子連れにありがたい!」と感動した場面もあれば、「うーん、ここはちょっと大変かも」と感じる瞬間もありました。
ここからは、実際に体験して分かった「親目線のリアルなレビュー」の総まとめとなります。子どもの年齢別に楽しみ方のコツや、旅程を組むうえで気をつけたい点を紹介していきます。これから訪れる方の計画づくりに役立ててもらえたら嬉しいです。
6-1 混雑状況と対策は最新情報をチェックしよう

注意点としては、アトラクションの待ち時間があげられます。編集部スタッフが2025年8月お盆前の時期に訪れたところ、人気アトラクションは最大で230分待ち。有料パスを持っていても90分の待機が必要でした。小さな子どもと並ぶのは現実的にかなり厳しく、5歳未満の子連れにはおすすめできないと感じました。
対策としては、ジャングリア公式アプリの活用です。園内はゆったり回っても2時間程度で一周可能な広さとなっています。アプリで待ち時間やマップをチェックしつつ、その場で予定を変えるくらいの柔軟さで臨めば、混雑のストレスをぐっと減らせます。ジャングリア側の混雑対策も日々アップデートしているそうなので、今後もこまめに最新情報を確認したいと思います。
6-2 乳幼児向け設備は使いやすく充実

ジャングリア園内の乳幼児向け施設は、必要なものが一通り揃っていて申し分ないと思いました。
- ベビーカーはレンタル可能、パーク内では畳まずに移動できる
- コインロッカーに荷物を預けられて安心かつ身軽に行動できる
- ベビーケアセンターにはお湯や、鍵付き授乳室、オムツ台を完備
こうした設備が整っているので、乳幼児連れでも安心して滞在できました。
6-3 子どもの月齢にあわせてショー・アトラクションを選ぼう
1番のおすすめは、やはり「YAMBARU FRIENDS(やんばるフレンズ)」。大人も子どもも楽しめる内容で、親子そろって笑顔になれるはず!音や動きが過激ではないので、安心して子どもを連れて行ける点も良かったです。WILD BEAT(ワイルドビート)のショーも、パフォーマンスの面白さや参加するワクワクがあるので、ぜひ観ていただきたいところ。
一方で、次のアトラクションは身長制限があります。体験できる年齢が限られているので、あらかじめ確認しておきましょう。
| アトラクション | 身長 |
|---|---|
| ダイナソー サファリ | 95cm~ |
| スカイ フェニックス | 132cm~ |
| バギー ボルテージ(1人乗り) | 132cm~ |
| バギー ボルテージ(2人乗り) | 120cm~ |
| ツリートップ トレッキング | 95cm~ |
| ヒューマン アロー | 132cm~ |
| グラビティ ドロップ | 132cm~ |
| バンジー グライダー | 132cm~ |
※2025年8月 UMUI Clip調べ。詳しくはパーク公式サイトをご確認ください。
6-4. 午後からの入園でゆとりのあるスケジュールもおすすめ
実際にジャングリアを訪れてみて、「子連れの場合は、無理して1日中ジャングリアで過ごす必要はないかも」と感じました。
午前中は近隣の沖縄美ら海水族館や宿泊先のホテルでゆったり過ごし、午後14時頃からジャングリアへ入園するプランが現実的かもしれません。ジャングリアは室内の遊び場や涼しいカフェが限られており、待機列も長くなることが多いため、午前中からフルタイムでの入園は負担が大きめ。午前中は涼しい場所で過ごし、午後から入園することで、ちょうどよい疲労感でアトラクションやショーを楽しめると思います。
チケットによっては15時以降の入園で割引になることもあり、親目線でも無理なく回れるのが午後入園の魅力です。子どもと「列に並んでいる間もお利口さんでいること」を約束できたらアトラクションに挑戦し、難しければショーの観覧中心に過ごすのはいかがでしょうか?
7.沖縄に生まれた新しいテーマパークへの期待を込めて

今回は、UMUI Clip編集部スタッフが体験した1日の流れに沿って、子育てパパママ目線のジャングリア体験レポートをお届けしてきました。この最終章では、実際に訪れて感じたことを総括し、子連れ視点での最終評価や、他テーマパークとの違い、さらに今後の改善に期待したいポイントを整理していきます。
また、これから訪れる方に向けたメッセージもまとめたので参考にしてくださいね。
7-1. 圧倒的に良かったポイント
実際に体験してみて特に印象に残ったのは「ジャングリアならではの良さ」が随所に感じられた点です。テーマパークというと、どうしてもアトラクションの派手さに目が行きがちですが、ジャングリアは細部の工夫や心配りがとても丁寧。特に感動したポイントをまとめてご紹介します。
①食事のクオリティ

園内の食事は全体的にレベルが高く、味も本格的で大満足でした。テーマパーク飯=雰囲気重視というイメージを覆すクオリティで、食べに来る価値があると感じました。
②お土産の完成度

ひとつひとつが丁寧に作り込まれていて、デザインや品質も高い水準だと感じました。日常でも使えそうなアイテムも豊富に揃っていて、単なる「記念品」にとどまらない魅力がありました。旅の思い出を長く楽しめるお土産としておすすめしたいと思います。
③休憩スペースの多さ

園内の各所に休憩できる場所が設けられていて、疲れた時ひと休みできる場所を見つけやすく便利でした。パラソルのおかげで直射日光も回避できるので、パーク滞在中は何度もお世話になりました。
④没入体験としての魅力

長い間「海以外の観光資源の弱さ」を指摘されてきた沖縄に、非日常を体感できる大規模なテーマパークを作った運営会社の挑戦は、本当に素晴らしいと感じました。園内では細部までこだわった演出や空間設計があり、ただアトラクションを楽しむだけでなく、その場にいる自分が物語の登場人物になったような没入感を味わえます。このような体験ができるのは、間違いなく沖縄で唯一でしょう。
7-2. 改善に期待したい点

多くの魅力的な体験ができるジャングリアですが、実際に訪れてみると「ここが工夫されていたら、もっと快適に楽しめるのに」と感じた部分もありました。特に子連れや県外から来て限られた時間を過ごす人にとっては、小さな不便が大きなストレスにつながることもあります。ここでは、今後に期待したい改善点を率直にまとめてみました。
①遊び場の充実
並ばずに遊べるアスレチック広場などの自由エリアがあると、より楽しみやすいと感じました。長時間列に並ぶのが難しい年齢のお子さんがいる場合には、特に必要性を感じてしまうだろうなと思います。
②待機の非効率
アトラクションの待ち時間については、改善の余地がありそうです。暑い屋外で長時間並ぶのは、大人も子どもも難しいですよね。予約システムの導入や、待ち時間中に別の楽しみ方ができる仕組みなど、更なる工夫を期待したいと思います!
7-4. まとめ

ジャングリアは、沖縄観光に新しい楽しみ方を提案してくれるテーマパークとして、とても価値ある場所だと思います。子連れでも安心して過ごせる工夫が多く、これからさらに進化していく可能性を感じています。
もちろんオープン間もないこともあり、「全てが完璧」とは言えないかもしれません。USJもオープン当初は厳しい評価を受けたそうですが、その後、改善を重ねて日本を代表する人気のテーマパークとなりました。ジャングリアもまだまだ伸び代が大きく、今後さらなる素晴らしい体験を提供してくれると期待しています!
沖縄旅行のプランに迷ったら、ぜひお子さんと一緒に訪れてみてください。きっとここでしか感じられない素敵な体験ができるはずですよ♪