那覇観光モデルコース|2泊3日で大満足の初めての沖縄王道プラン
初めての沖縄旅行。ガイドブックやSNSには情報があふれているけれど、いざ自分の旅のプランに落とし込もうとすると、意外と難しく感じることもありますよね。そこで本記事では、那覇を中心に2泊3日で楽しむ王道観光モデルコースをご紹介します。
到着日の午後から回れる1日目、たっぷり観光できる2日目、帰りのフライトまで満喫できる3日目を、リアルな滞在時間や移動方法とあわせて解説。さらに、レンタカーなしでも巡れるプランや、地元の人しか知らない寄り道スポット、旅がもっと快適になる小ワザもまとめました。「時間を上手に使いながら、心に余裕を持って過ごしたい」そんな願いを叶える、2泊3日の沖縄・那覇観光のヒントになれば嬉しいです!
1. 那覇観光モデルコース(車あり)

レンタカーがあれば、アクセスが悪い観光スポットや、景色の美しい穴場スポットまで気軽に足を伸ばせます。ここでは、車があるからこそ楽しめる、効率的で無理のない2泊3日モデルコースをご紹介します。
それでは早速、日程を見てみましょう!
1-1.1日目
13:00 那覇空港到着
空港内で軽くランチを済ませたらいよいよ出発!
13:30 レンタカーを借り、予約したホテルへ
空港からレンタカー会社までの区間、無料の送迎バスを利用できる会社を選ぶと便利です。
14:30 ホテルチェックイン(国際通り周辺)
空港から車で約20分でホテルに到着。チェックインは15時以降でないと出来ない場合が多いため、荷物だけフロントに預けましょう。身軽になったらいざ観光へ。
15:00 識名園
琉球王家の美しい別邸庭園。琉球、中国、日本の文化が融合した独特の景観を背景に、記念撮影。
16:30 カフェ(Kitchen)&国際通り散策
素敵なカフェで小休憩。絶品のケーキを食べてエネルギーチャージをした後は、国際通りをぶらぶらして観光気分を高めます。
19:00 アグー豚しゃぶ&沖縄料理 安里家でディナー
旅のメインディナーは事前予約がおすすめ。ボリュームたっぷりのアグー豚しゃぶしゃぶ食べ放題を、締めの沖縄そばまで楽しもう。

1-2.2日目
08:30 ホテル朝食 → 出発
09:30 豊崎海浜公園 美らSUNビーチでお散歩
白い砂浜と透明度の高い海が魅力。朝の時間は人も少なく、のんびり海辺を散歩できます。

11:00 DMMかりゆし水族館(イーアス沖縄豊崎内)
映像技術を使った新感覚の水族館。雨天時でも楽しめます。
13:30 沖縄菜園ビュッフェ カラカラでランチ
沖縄らしい野菜や品揃え豊富な沖縄料理が並ぶビュッフェでランチはいかが?編集部のおすすめは「中身汁※」
※沖縄県の郷土料理で、豚の内臓(主に腸や胃)を具材にしたすまし汁。
15:00 沖縄アウトレットモールあしびなー
国内外のブランドが揃う大型アウトレットで心ゆくまでショッピング。
18:30 魚屋直営食堂魚まるでディナー
壁や天井いっぱいに魚のオブジェが吊るされた店内は、市場のような活気あふれる雰囲気。看板メニューの白身魚のバター焼きや、海鮮丼は絶品です。
1-3.3日目
10:00 ホテルチェックアウト
10:30 デパートリウボウでブランチ(樂園CAFE)と最後のショッピング
ホテル朝食でお腹が空いていない場合は、軽めに済ませてのんびり。最後のお土産購入や空港近くの買い物に。
13:00 レンタカー返却へ移動
レンタカーの給油と、レンタカー屋から空港までの送迎バス移動を考え、フライト2時間前を目安に。
13:30〜14:00 那覇空港着 → 荷物預け → 空港内で買い物や軽食
手荷物検査場の先はお土産屋さんが少な目。先に買い物や軽食を済ませておくと安心。
15:00 フライト出発
2. 那覇エリアを車なしで観光できるモデルコース
那覇はゆいレールやバス、タクシーを使えばレンタカーなしでも十分楽しめます。空港から県庁前駅まではわずか13分。市内観光に絞れば、移動に悩まされることなく、気軽に街歩きや海辺の散策を満喫できますよ。
車なし観光のモデルコースも早速チェックしてみましょう!
2-1.1日目

(写真:首里金城町の石畳。朝ドラ「ちゅらさん」のロケ地としても有名♪)
13:00 那覇空港到着 → ゆいレールで県庁前駅へ
ホテルは国際通り周辺に予約しておくと移動がスムーズ。
14:00 ホテル到着後、荷物をフロントに預ける
ホテルで荷解きをしたら、観光に出かけます。
14:30 首里琉染で染め物体験&周囲の散策
紅型※(びんがた)や藍染めを体験できる工房。職人による美しい染色の作品を見学できるほか、自分だけのオリジナルグッズの制作体験も可能です。次の予定まで時間が余ったら、工房から車で約4分の「金城町の石畳道」を散策してみるのもおすすめです。
※沖縄を代表する伝統的な染色技法の一つで、鮮やかな色彩と大胆な模様が特徴。
18:00 琉球料理首里天楼でディナー「首里天楼」では、琉球舞踊を楽しみながら、沖縄の伝統料理を味わえます。沖縄の伝統的な雰囲気にどっぷり浸かりたい方におすすめしたいお店です。
2-2.2日目
07:00 起床後、ホテルのモーニングを食べる
ホテルのモーニングをしっかり食べて、1日の活動のエネルギーを養います。
09:00 支度を済ませ、ホテルから出発
10:00 リムジンバス「ウミカジライナー」を利用し、瀬長島ウミカジテラスへ
白い建物が立ち並ぶリゾート感満載のショッピング&カフェスポット。朝なら比較的人も少なく、ゆったり過ごせるのが魅力。テラス席のあるカフェでモーニングを楽しみながら、沖縄旅を爽やかにスタートしましょう。
🔖 Clipメモ
リムジンバスは「ウミカジライナー」を利用。「国際通り入口」という駅から乗車した場合、約30分〜35分程度で到着します。
13:00 波の上ビーチ内にあるRESORT MAGICでバーベキュー
うちなーんちゅは海辺のバーベキューが大好き。事前予約を済ませておけば海沿いでバーベキュー体験も可能。食材準備もお任せできるので手ぶらで楽しめます。
15:00 波の上ビーチで遊泳or水遊び
那覇市唯一のビーチはアクセスもよく、遊泳も可能。沖縄の青い海に癒されながら、思い切り遊んじゃいましょう。
19:00 国際通りに戻り、LUCKY TACOSでディナー&ショッピング
揚げたてで薄皮パリパリのタコスが楽しめるお店。沖縄発祥の料理「タコライス」も楽しめます。食後はお土産購入やショッピングに最適のタイミング。消化も兼ねて歩き回りながら思いっきりショッピングをします。
2-3.3日目
08:30 支度を済ませたらホテルチェックアウトし、沖縄ファミリーマートで朝食を調達
編集部がおすすめするのは、「ポーク卵おにぎり チキナー※入り」「朝すば」「ゴーヤーチャンプルー弁当」の3つ。「朝すば」は、朝にうれしいミニサイズの沖縄そば。お湯を注ぐだけで手軽に美味しくいただけます。
※からし菜の炒め物
09:30 ゆいレールで移動し、イオン那覇ショッピングセンターへ
空港の1駅隣(小禄駅)の大型スーパーで買い物が楽しめます。最後のお土産調達にぴったり。
12:30 空港へ移動
空港内で沖縄旅行最後のランチを食べます。多様な沖縄料理が楽しめる「天龍」がおすすめです。
15:00 フライト出発
3. 地元民がすすめる“ちょっとだけ寄り道したい”スポット集

せっかく那覇に来たのなら、王道の観光スポットだけで終わらせるのはもったいない!地元の人が普段から通う路地裏のカフェや、ひっそり佇む神社など、ほんの少し足を伸ばすだけで「こんな場所があったんだ!」という新しい発見があります。
これから紹介するスポットをモデルコースに+αで組み込めば、きっと旅の満足度がぐっと深まりますよ。
3-1. 国際通りからすぐ近くの路地裏カルチャー
国際通りを歩きながら、ちょっと脇道に入ってみると、そこにはディープで個性的な雰囲気が広がります。

①浮島通り
小さな雑貨店やギャラリーが点在し、感度の高いローカルに人気のエリア。街歩きの寄り道にぴったり。
アクセス:沖縄県那覇市松尾2-10-20 最寄り駅:ゆいレール「牧志駅」 |
②桜坂通り
古い映画館やスナックが残るレトロな一角。夜に歩けばディープな沖縄文化に触れられます。
アクセス:那覇市牧志3丁目6 最寄り駅:ゆいレール「牧志駅」 |
③国際通り屋台村
約20軒の小さな屋台が並ぶグルメスポット。沖縄料理はもちろん、ステーキやラーメン、泡盛バーまで多彩なラインナップが魅力です。
アクセス:那覇市牧志3丁目11-17 最寄り駅:ゆいレール「牧志駅」 |
3-2. モデルコースの合間にコーヒーブレイクができるカフェ
たくさん歩いた後には、ちょっと一息。那覇には個性豊かなカフェが点在しています。編集者のおすすめを3店舗ご紹介。
珈琲屋台 ひばり屋
緑あふれる中庭のような空間で、風に吹かれながら味わうコーヒーは格別。隠れ家的な雰囲気も魅力。
T&Mコーヒー
那覇の中心で、こだわりの酸味のあるコーヒーと焼き菓子が楽しめるお店。観光の合間に立ち寄りやすい立地です。
THE COFFEE STAND
世界各地から厳選されたスペシャルティコーヒーを楽しめるコーヒースタンド。豆の背景や生産者の想いを大切にしており、一杯のコーヒーから「持続可能な美味しさ」を感じられるのが魅力。
3-3. 地元の神社で静かなひととき

賑やかな観光地を巡った後は、地元に根付く神社でひと息つくのもおすすめです。旅の喧騒から少し離れ、静かな境内で手を合わせたり、季節の風景を楽しんだりすれば、心を落ち着けることができるはずです。
奥武山公園内の沖宮(おきのぐう)
ゆいレール奥武山公園駅からすぐ。緑豊かな公園内で、運が良ければお祭りやイベントも開催しているかも。
識名宮(しきなえん)
世界遺産・識名園とセットで訪れるのがおすすめ。観光ルートに無理なく組み込めます。
波上宮(なみのうえぐう)
波の上ビーチのすぐ隣にある海辺の神社。夕暮れ時に参拝すれば、海と空が作る神秘的な景色に出会えます。
4. 沖縄通は知っている那覇観光の小ワザ5選
那覇観光をもっと快適に、もっと楽しくする小さなコツを集めました。「地元通だけが知っている情報」を仕入れておくと、限られた旅の時間を無駄なく使えたり、ちょっとした発見で旅が更に面白くなるかも?

①国際通りは日曜歩行者天国でゆったり観光できる
人混みを気にせず歩けるので、写真もゆっくり撮影可能。日曜を狙って散策すると快適です。
🔖 Clipメモ
期間:毎週日曜日
時間:12時~18時
場所:県庁北口交差点から蔡温橋交差点までの約1,300mの区間
②スキマ時間に地元スーパーでローカル感を楽しむ
かねひで、サンエー、ユニオンなどのスーパーでは、地元の食材やお菓子をチェック。旅行気分がぐっと高まります。
③お土産は大型スーパーでまとめ買い&郵送が便利
サンエーなどの大型スーパーなら、琉球ガラスやお菓子を手軽に購入できます。郵送サービスもあり、重い荷物を持ち歩かなくていいので楽々♪
④ゆいレール1日乗車券で乗り放題
1日800円で乗り放題。移動を気にせず那覇市内の観光スポットを巡るのに便利です。
⑤コンビニのおにぎりは温めがマスト
沖縄のコンビニでは、おにぎりをレンチンしてもらうのが一般的。沖縄名物の「ポークたまごおにぎり」を買うなら、ぜひ店員さんに温めてもらって、ホカホカなおにぎりを楽しんでみてください。
5. まとめ
この記事で旅の計画に悩む気持ち、少しは解消されたでしょうか?
ご紹介したモデルコースや寄り道スポット、小ワザは、そのまま参考にしてもよし、アレンジしてあなただけのオリジナルプランを作るもよし◎
気になる場所や体験を組み合わせて、自分らしい那覇旅を思いっきり楽しんでください!